シンデレラ第9章


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第9章 ガラスの靴


(ゴーォン…ゴーォン)はっ!いけない!もうこんな時間!
ど、どこへ行くんだい?
パーティーはこれからなのに…
ごめんなさい…王子様…
これ以上は無理なんですぅ…
待って!せめて…せめて名前だけでも…!
ご、ごめんなさいぃ~。
ま、待ってくれ!
………行ってしまったか…
ん?これは…あの子が履いていたガラスの靴…
…………
…………
…………
…………
…………
…………
あ、キミ!ちょっと聞いてもいいかな?
……ッ!!
この辺りで美しいお嬢さんを見なかったかい?
このガラスの靴と同じものを履いていたはずなんだが…
…い、いえ、知りませんわぁ。
そうか…ありがとう。
仕事に戻ってくれ。
…………
さようなら…王子様。
ご主人様 次で最後かな?
もう少しだね。
そっかぁ…なんだかんだ言って、案外楽しめたかも♪
魔女様には感謝しないとね~。
ご主人様 そうなんだ?(色々グチってたけど…)
じゃぁ、これからもヨロシクね。
しょーがないな~。わたしがいないと何も出来ないんだから~♪
わたしが、ばっちりサポートしてあげるわ!



お、お嬢様!おやめください!!く、靴が壊れてしまいます!
なんで!?なんで!?なんでぇぇぇぇぇぇ~!!
なんで靴が入らないのよぉ~!!
………
家人はこれで全てか?
ええ、あとは召し使いだけです。
お母さま!!!
…………
…………
…………
ん?キミは…あの日、王宮にいた…?
…はい。
こちらの靴をどうぞ。
……
……!!
ピ、ピッタリでございます!
おぉ……!!
……やっと逢えたね。
ずいぶん探したんだよ?さぁ、一緒に行こう。
え、、、え?
い、いえ、わたしは違いますぅ~!
その靴に合う人なんて山ほどいますしぃ~!
わたしには仕事が…仕事がありますので!
ん~…だったら、王宮の掃除はどうだい?
仕事のしがいもあると思うよ。
イ、イヤですぅ~!なんだかお母さんの言ってた王子様と違いますぅ~!
……やはりあの時の…
母親想いの心…間違いない…
…………
亡き母に代わり、僕が君を守りぬくことを誓おう。この剣、この命に替えても!
…僕と結婚してくれないか?
…………………はい。
王子様…よろしくお願いしますぅ~!
シンデレラは王子のプロポーズを受け入れました。
心優しいシンデレラは、継母と姉の行いを咎めず、父と共に王宮へと迎え入れました。
そして、本当の親子のように仲良く暮らしました。
…王子とはどうなったかですって?
もちろん、いつまでもいつまでも仲良く幸せに暮らしましたとさ。