OpenWRTインストール後の初期設定

BHR-4GRV/BHR-4RVを前提として、OpenWRTインストール後の初期設定について記述します。

管理者パスワードとSSH Access設定

最初に管理者パスワードを設定します。
LuCIのメニューの「System」タブ→「Administration」タブを選び、管理者パスワードを設定します。

また、LAN側からだけSSHで接続できるようにします。
同ページの SSH Access にて Dropper Interface として LANを指定します。
安全のためには公開鍵方式での認証にすべきですが、VPNで接続後にLAN側から接続できるので、あえてWAN側からのSSH接続する必要はない。。。と思うので本文書では割愛します。

host名とタイムゾーン

LuCIのメニューの「System」タブ→「System」タブを選び、このルータ本体のホスト名とタイムゾーンを設定します。

その他Network設定

後はNetworkメニューからPPPoEやLAN、DHCPの設定などを行います。

fw_env.config設定

u-boot変数領域をOS上から参照・設定ができるようにします。
fw_printenv で参照、fw_setenv で設定ができますが、設定ファイルが空なのでエラーになります。

以下のファイルを作成する必要があります。
/etc/fw_env.config

記述内容は機種によって異なります。OpenWRTにSSH loginして、flashパーティションを確認して値を設定します。

以下は BHR-4GRV の例です。
#cat /proc/mtd
dev:    size   erasesize  name
mtd0: 01000000 00010000 "spi0.0"
mtd1: 01000000 00010000 "spi0.1"
mtd2: 00040000 00010000 "u-boot"
mtd3: 00010000 00010000 "u-boot-env"
mtd4: 00010000 00010000 "ART"
mtd5: 00100000 00010000 "uImage"
mtd6: 01e80000 00010000 "rootfs"
mtd7: 01cb0000 00010000 "rootfs_data"
mtd8: 00020000 00010000 "user_property"
mtd9: 01f80000 00010000 "firmware"

必要なのはこの箇所です。u-boot変数領域はmtd3 でsizeが10,000byte、erasesizeも 10,000byteであることがわかります。
mtd3: 00010000 00010000 "u-boot-env"

この場合、/etc/fw_env.config は以下のようになります。
cat /dev/mtd/3 するとわかりますが、u-boot変数領域はmtd3の先頭から始まっているのでoffset値は00000でOKです。
# MTD device name Device offset Env. size Flash erase sector size
/dev/mtd3 0x00000 0x10000 0x10000

ここでの設定値が正しければ インストール準備の際にubootenv list コマンドで表示されたのと同様の表示が出ると思います。
#fw_printenv

機種 /proc/mtd の値 fw_env.configの設定値 備考
BHR-4GRV mtd3: 00010000 00010000 "u-boot-env /dev/mtd3 0x00000 0x10000 0x10000 WZR-HP-G450Hも同じだと思われます。
WZR-HP-AG300H mtd3: 00010000 00010000 "u-boot-env" /dev/mtd3 0x00000 0x10000 0x10000
WZR-HP-G300NH mtd1: 00020000 00020000 "u-boot-env" /dev/mtd1 0x00000 0x20000 0x20000
WHR-G301N mtd1: 00002000 00010000 "u-boot-env" /dev/mtd1 0x0000 0x2000 0x10000 erasesize がsizeより大きいのでfw_setenvはうまく動作しないと思われます。

BHR-4RVは bootloader が u-bootではなく CFE なのでOSからは参照できないようです。

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