TFTPでのインストール方法(1) 概要


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PCにおけるBIOSに相当するものとしてほとんどのルータにはbootloaderがインストールされています。
CFE、u-boot、redboot などと呼ばれるものは皆bootloaderです。

電源ONされると最初にbootloaderが起動し、Hardwareを初期化した後、フラッシュメモリ上のOSをロードする仕組みなっています。
一部のルータはこのbootloaderの起動中に一時的にTFTP経由でのOSロードを待ち受ける仕様になっています。
おそらく、製造時・工場出荷前にファームウェアを入れ替えやすくするために敢えて残しているのだと思います。

この仕組を流用して本来のファームウェアの代わりにOpenWRTやDD-WRT等のOSを起動し、インストールします。

一般使用を想定していないので、待受時のMACアドレス・IPアドレスなどは固定になっている場合が多いです。
一部の機種ではTFTP待受時には機器固有のMACアドレスではなく、適当なMACアドレスになっているものもあります。

ここで書いていることはあくまでbootloaderでのTFTP待受時だけの話で、 OS起動後には本来のMACアドレス・IPにセットしなおされます。

常にTFTPを待ち受けている機種もあれば、シリアルコンソールでbootloaderにログインして手動操作する必要がある機種もあります。
BuffaloやPlanexのルータの一部は常にTFTPを待ち受けているので、H/W的な改造をしなくてもインストールができます。
シリアルコンソール接続が必要な機種は当然、ルータの基板を取り出してハンダ付けなど、ハードウェア工作が必要になるので簡単ではありません。上級者向きです。

TFTP方式の利点はbootloaderが損傷していない限り、OSの再インストールが可能なことです。
別機種のOSを間違ってインストールしたり、タイミングを間違って電源OFF/ONなどしてOSが起動できなくなった場合でも復旧できる見込みがあります。