水底の心理

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なんの理由もなく行動するのが好きだ。 理由なんてない。だって理由がないんだから。わははは。 だからこうして小説を書いている。 物語を紡ぎたくなったからだ。紡ぐんだよ?結うのとは全然違う。まぁ小説を面白くするためには必要なプロセスではあるけど。 そんな感じでキーボードに向かうことになったのである。どんな感じだ。 やりたいことがあったからそれに向かって突き進んでただけ。それは今も同じ。 今はちゃんと仕事もしてるし、社会的な立ち位置もちゃんとある。昔は昔で学校に一日の半分を吸い取られていたんだから、まぁ突き進むって言ったって限界があったわけだ。あれ?学校に行っていた記憶がないんだけど大丈夫かな。つまらないことばかりで覚えていないだけだったりして。脳には綿が詰まっていた!ワタの代わりにな。どっちにしたってなんだか使い物にならなさそうだな。そういえばワタって腸しか指さない言葉だったっけ?あれれ、あれー? 話を一応戻してみるが、自分自身特別な家系に生まれたわけじゃない。おかしな家族や友人に囲まれて育ったわけでもないし、まずそういう人たちからは距離を置かれていた気もする。やっぱり異端は異端なだけで嫌われてしまうみたいだ。そこに異端がいたんだから、なんてなー。わっはははは。 馬鹿笑いは文中でも使用可能らしい。よし、ここで一ページ分ぐらい笑ってみようか。やめようか。わははは。自虐的な笑い。これは却下。わっはははは。作り物っぽいからこれも却下。キャッカッカッカ。笑ってない。 まぁこんな文を書いてるやつなんだ、読んでる方はとっくにわかっているだろうがいま精神状態が危ない。もうこれを書いているので精一杯なんだ。清清するぜー。あぁ、部屋の掃除はしばらくしてないな。放っておいても掃除洗濯シーツの交換その他もろもろ、ついでにご飯が出てくるところに三年もいれば普通の感覚なんてなくなっていくよなー。掃除機の電源すら入れれない気がする。ここ電源だよーと知らせてくれる便利な相棒がいるなら変わってくるんだろうがな。っていうかアパートだったから、家主もいない家賃はもらえないおまけにいた時の態度は最悪な部屋は別の人がもう使ってるかもな。わははは。 あー疲れた。 こんなに運動したのはいつぶりだ? 指先だけっていうのが悲しいけど、食物の摂取以外で運動するのは久しぶりだ。トイレ入ってるか。食って出すだけ。うわぁなんで生きてるんだか不思議になってくるよ。 前にも書いた気はするけど、ここに幽閉されてもう三年と五ヶ月一八日になる。この施設は病院っぽくカモフラージュされてるが、異端者を閉じ込めておく牢屋の役割の地下三階の施設が本命だろう。 最もそんな施設だ。この共用のパソコンから送り出されたこんな異常としか思えない文章は出回っても大した意味にはならないだろう。 でも。 真実を知りたい。 真実を誰かに知ってほしい。 真実は水底で薄ぼけているけど 誰かにこの事実を伝えたい。 伝えなければならない義務がどこかにあると信じている。 どうか、 どうかこの先の結末を見届けてくれ。 この施設はもうじき爆発を起こす。 そんな方法を使ってもきれいにできない菌をまき散らしながらな。わははは。 もちろんその中心、原因か?は自分だ。 この文を妄想として済ませないでくれ。 おねがいだ、おねがいだ、おねがいだおねがいだ……。 誰かに頼み事をする時に言葉を繰り返してしまうのは昔からだ。重要な時ほどそのことを失念してしまってな。 みんなはみんなだけどじぶんはみんなであってじぶんはじぶんはどこにもいなくてみんながじぶんでじぶんはみんなでみんなはみんなでじゆうでしぶんはなれないみんなにしかなれないじぶんはじぶんになれなくてじぶんはじぶんは なにをしたかったのだろうか じぶんが だれともちがう、じぶんになりたかった ごめん ごめんなさい みんなに迷惑をかけてしまう わかってる わかってる でも でも でも これしかなかったことを、理解してくれ。 ごめんなさい、でも僅かな望はまだある。 だれか、このみじめなじぶんを、 じぶんを 殺してください。 それが世界の希望であって、 それが俺の希望。 ずっと俺を支配してきた水底の心理。 殺してくれるのに罪を背負わせてしまうのは申し訳ないけど、 自分勝手で申し訳ないけど、 どうせ水底にある薄ぼけた意見だけど、 だれか、殺シ、て?

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