リプレイ:猫でもわかるサバイバル・ガイド 改訂版


このガイドを書くきっかけであり、Cats 101の創始者であり、
僕の育て親であるCoeurl氏にこの本を捧げる。



Ver 0.A(安定版)~Ver 0.A-1446
前作→猫でもわかるサバイバル・ガイド

+ キャラステータス&プレイ内容等

  • ※ 警告 ※ ガイド本のスタイルを取ったリプレイである以上、スポイラー要素が多量に含まれます。
    右も左もわからない中で試行錯誤して一喜一憂する楽しみが失われるおそれがあります。
    初心者の方は用法容量を守って正しくお使いください。@さんとのやくそくだよ!
  • ※ 基本英語でプレイしているので一部日本語の表記ゆれがあります。あしからず。


0. プロローグ

僕が生まれた時、世界はすでに崩壊していた。
ゾンビと呼ばれる生物――我々と似ているが、明確な殺意と向けてくる点で確かに我々とは違う――そんな者達が闊歩し、
それ以上にわけのわからぬ怪物たちがあちこちで幅を利かせる世界。
我々はそんな世界で細々と暮らす死にぞこないの群れだ。…と、おやじさんは僕にぐちをこぼしたことがある。
でも、崩壊後生まれの僕にはそれが世界の常識だった。
緑色したゾンビ達の目を逃れ、廃墟から使えるものを探し出すスカベンジャーと呼ばれる者達。
僕はそんな彼らに畏敬の念を抱きつつ、面白い冒険譚とあわよくばベーコンの切れ端でも貰えないかとねだり、この囲いの中で日々慎ましく暮らす。
それがいつもの日常だ。

ある日、僕は自分の運命を大きく変えるきっかけに出会った。そう、『人間でもわかるサバイバル・ガイド』だ!
僕はこの本から崩壊前の世界の生活を知り、崩壊後の世界での生き方を知った。
そうするともう居ても立ってもいられなくなって、僕は囲いの外へ飛び出したのさ!

でも、このガイド本にはまだまだ足りない所が沢山ある。それでなくてもこの世界は昔と比べてぐっと変わった。
少なくともあの頃はゾンビ狼やゾンビヘラジカは居やしなかったし、僕ら猫だって二本足で立ちゃしなかった。(“あの”犬達と同じように暮らしてたんだってさ。信じられる?)
だから、僕が実際に体験したサバイバル生活をこうして残しておく事にした。この本を超えられなくてもいい。ただ僕と同じように生きる者たちの助けになればそれでいい。
さあ、新たな世界の始まりだ!

1. サバイバル生活のススメ

何はともあれ、とりあえずマップを見て今の自分が置かれている状況を把握しよう。
僕もスカベンジャーさん達の車に密航…もとい同行した先にいるので、ここがどの辺りなのかは判らない。
ぱっと見、東西に大きい街跡がある。どっちに行ってもいいけど、とりあえず道沿いに東の街に行ってみよう。
南にある大きな病院も気になるけど、あそこにはごはんは無さそうだからね!

戦いの基本あれこれ

とても基本的な戦いの極意は、おやじさんの書いたガイド本に集約されている。
相手を障害物へ誘導して、ダメージを受けない程度に殴って逃げる。本当にこれだけだ。
もしもこれを読んでいるキミが上記の原則を理解していて、ただのゾンビ一体程度は楽に倒せるくらい戦いなれているなら、この節は読み飛ばしてくれてかまわない。
キミが本当にまったくのドシロウトならば、きっとこの節は役立つはずだよ。

武器を持て!

いきなり街へ向かってもよいけれど、ゾンビ達と素手で渡り合うつもりでも無い限りはまず武器をどうするか考えたほうがいいだろう。
けどまあ、そこまで難しく考えなくていい。シェルターにある物を破壊して、手ごろな大きさのパイプや角材を確保できれば十分だ。
これらを加工して攻撃力を高めた武器を作ってもいいけれど、ろくに工具も無いドシロウトができる事なんて削ったり打ち付けたりするくらいだしね。
それに武器ってやつは、どうしても使っていくうちに劣化していくものだ。直接ぶったたいて使う近接武器系は特に痛みやすい。
ただのパイプや手製の木槍なんてうっかり敵の攻撃が当たっただけで簡単にポッキリいっちゃうよ!
木製など脆い素材で出来ていたり、武器自体に負担のかかる使い方をすると特に痛みやすい。
余裕があればそれなりに強いスペアの武器をもうひとつ持ち歩くのがいいだろうね。あくまで最序盤の話だけれど。
注:武器劣化が導入されたのはVer 0.A以降の開発版の話です。安定版では今の所武器が劣化することはありません。

スマートに戦おう

服はいいよね。僕もおしゃれは好きだ。
ポケットが沢山ついた服を着れば物をいっぱい持てるし、丈夫な服を着れば敵の攻撃を防いでくれる。
でも、ちょっと待って!容量と暑さばかり気にして動きやすさの事をおろそかにしてない?
服を着た動きの阻害性(ENC)は地味だけど非常に重要だ。戦局を左右すると言っても過言ではない。
まあ、ただ説明してもピンとこないだろうから、実際にゾンビをパイプで殴って確かめてみたよ。
ちなみに近接攻撃スキルが3、打撃武器スキルが2の状態だ。
…ところで、『すきる』ってなんだろ?ぼくねこだからよくわかんないや。

左の図はすべてのENCが0の状態で殴ったとき、右の図はすべてのENCが3の状態で殴ったときのログだ。
ぱっと見ただけでも、だいぶ差があるのがわかるかな?
ENCが高い状態だと攻撃を的中させにくく、その結果全体的にダメージが伸びない。
運よくクリティカルを繰り出せても、動きにくい状態では100%力を出しきる事はできない。
それになにより、右の図は一度隙をつかれて噛まれてしまっている!これは問題だ!
まだゾンビ一体だからいいけれど、これがもっと強い敵だったりゾンビ犬みたいに素早い敵だったらどうなるか…わかるよね?

これでENCの重要性は理解してもらえたかな?
なにもすっぱだかで戦えとは言わないけれど、動かしにくいと困る部位のENCはせめて3以下にキープする事をお勧めするよ。

サバイバル生活三種の神器

三種の神器と書いておいていきなりこんな事を言うのはなんだけど、サバイバルに必要な道具は三つじゃ足りないくらい沢山ある。
料理をするための鍋とフライパンが大切だという人もいるし、拠点を充実させるためにハンマーとシャベルが欲しいという人もいる。
けれども、三種の神器最初のふたつを尋ねれば全員が全員ともこう答えるだろう。
「ナイフとマッチに決まってる」ってね!

一振りのナイフでできる事は数えきれないほど沢山ある。
獲物を解体したり、物を加工したり、いらない服を使える布きれにしたり、…もちろん敵を突き刺すことだってね!
けれども一番よく使う用途はやっぱり肉を捌くことだろうね。数年前の缶詰でもおなかは膨れるけど、やっぱ新鮮な肉を食べなくちゃ!
ゾンビはミンチになるまでぶっ叩いても復活を阻止できるけど、積極的に捌いたほうがサバイバルの経験を積めるはずさ。
そんな便利なナイフはスポーツ店や軍用品店によく置いてある。けど、簡単に手製のナイフを作る方法もあるよ。
石のナイフは木材・石・糸があれば作れ、手製ナイフはスパイクと布もしくは糸で作れる。
スパイクはロッカーを壊した時の鉄くずで作れるし、糸は窓を解体した時に取れる長い糸を分解すればいい。
つまり、やろうと思えばシェルターから出ずにナイフを手に入れられるってこと!
そうそう、ガラス製のナイフもすごく簡単に作れるけど、これは切れ味がないから解体にはまったく使えない。
逆にレストランなんかに置いてあるステーキナイフなんかは、意外にも肉を解体できるくらい切れ味がある。
どのアイテムに切れ味(cutting quality)があるのかは、そのアイテムをようっく観察してみればわかるはずさ。

火種となるマッチやライターは民家・雑貨店・ガソリンスタンドなんかによく置いてある。
火きり棒を自作することもできるけど、作るには少々サバイバルの知識が必要になるから気をつけてね。
具体的にはスキルレベルが2くらい…はて、ぼくはいったいなにをかいてるんだろう?おやじさんの癖がうつったかな?
閑話休題、火きり棒はレシピさえ知っていれば作るのはとても簡単だ。糸と棒串だけで作れるよ。
そうそう、串は何処で調達すればいいんだって訪ねる人が時々いるんだけど、串は串だよ。ただの木串。焼き鳥とか焼きリスに使うアレ。
ナイフで木材を削ればいくらでも手に入るはずさ。ね、ナイフって便利でしょ?

みっつめの神器は人それぞれって冒頭で書いたけれど、僕だったらショッピングカートに一票いれるね。
これは何かというと、つまりは車輪付きのカゴだ。崩壊前の技術で作られていて、軽くて簡単に引っ張って歩けるんだ!
カートの利点は大きく分けて三つある。ひとつは沢山物が入る事。
痛み具合にもよるけど、大体普通のリュックサックの5倍も6倍も入れられるんだ!
いくら物を積んでも重量はまず気にならないし、所持容量や重量が減る特性も適用されない!
ふたつめの利点はENCに関係しない事。物を運ぶために服を重ね着したりバックパックをいくつも着けると無視できないくらいENCが上がる。
けれどもショッピングカートなら、戦いたい時はちょっとカート手を離す。これだけ。本当にこれだけだ!
みっつめの利点は近接攻撃の際にすっごく役立つ事。あ、信じてないね?そんなバカなって思ってるでしょ。
カート自身は藪や車と同じように、相手の移動を阻害する効果があるんだ。つまり移動できる障害ってこと。
そしてさらに重要なのは、カートに乗っかってきた敵は簡単に振り落とすことができること。
敵をカートに誘導する。殴って引いて振り落とす。敵はまた苦労してカートによじ登る。そしたらまた殴って…
つまりはどんな状況であっても常に有利な状況に立てるってワケ!これだけのために持ち歩く人もいるくらいだ!
この戦法は一部じゃカート神拳なんて名前で呼ばれてるけど…いったい誰が名付けたんだろう?
それははさておき、この便利なショッピングカートはいろんな商店の中で見つける事ができる。
早いうちに手に入れる事ができれば、街の探索が飛躍的に捗るはずだよ。

ハウツー・ハウス

実際にゾンビと戦ってみて無事にこの節を読めているということは、キミにはこの世界で生き抜く才能があるということだ。おめでとう!
(もしくは僕とおやじさんのガイドが役立ったってわけだ。えへへ!)
戦いのコツを掴めたなら街にある建物をひとつふたつ占領する事だってきっとできるはずだ。
というわけで、この節では拠点を選ぶポイントを纏めておく。
その前におやじさんのガイドから拠点を選ぶポイントをちょいと引用するよ。

選ぶべき場所
  • 郊外である
  • 森が近くにある(新鮮な野菜と獲物の宝庫だ)
  • 川、プール等の水源が近くにある
  • 資材が豊富な商店が周辺にある(商店にはたいてい人間が大勢いて危険なので、近すぎないよう注意すること)
  • 防衛に適した構造である(シャッターとバリケードを組み合わせたプレスマシンの素晴らしさは説明せずともおわかりだろう!)
避けるべき場所
  • 街中である(人間の反逆と酷い臭いをどうにかできるならば気にしなくてよい)
  • 森に近すぎる(熊や狼達と友人であればよいが、そんな猫はまずいないだろう!)
  • anthill、fungal bloom、mineなどの危険地帯に近い(swampは特に危険だ。地下空洞で一生を終えたくなければ近づかないように。)
  • “蚊が湧いている”水源の近くである(大量に繁殖できるということは、蚊だけでなくほとんどの水生生物の楽園であり我々の危険地帯ということだ。フィラリア予防をしていない諸氏達は特に注意すること。)
  • 防衛に適していない構造である

うーん、さすがおやじさんだ。選ぶべきポイントをしっかり抑えてる。
正直このガイドに従えば拠点に困ることはないと思うけど、僕だったらこうするかな。

ぜひとも確保したい場所
  • 水源が近くにある。
    河川は特に大事だ。幅の広い河はそれだけで厄介な危険生物の侵攻を阻む防壁になるし、なにより魚を釣れるだけで料理のレパートリーがうんと広がるもんね!
  • 森が近くにある。
    新鮮な食材が取れるってのもやっぱり重要だけど、当然ながら好きなだけ木材が確保できるのが強みだ。木を切るための斧さえあれば拠点の防壁製作がぐっと楽になるはずさ!

できたら確保しておきたい場所
  • 便利な道具がありそうな商店が近くにある。
    本当に重要な工具は手作りすることができるしね。本とか薬とか、手に入りにくい物が置いてある店は目星をつけておきたい。
  • 防衛に適した構造である。
    これからずっと使うつもりでもない限りあまりこだわる必要は無いと僕は思うな。無傷の家なら儲けもの、ガレージのひとつでもあれば万々歳って感じかな。

できれば避けたほうがよい場所
  • 街中である。
    街にある民家を拠点にするなら、これはしょうがないと思うな。付近のゾンビを一掃すれば危険はぐっと減るわけだし。
  • 防衛に適していない構造である。
    少なくとも外から覗けてしまう建物は選ぶべきでないね。キミが気に入ったならそれでいいけどさ。
  • 森に近すぎる。
    熊を楽に倒せるくらい腕に自信があれば別にかまわないけどね。ただし、時々まるっきりばかげた場違いな敵が現れることがあるからくれぐれも注意してね!
  • 平原のまっただ中である。

絶対に避けるべき場所
  • 危険生物の縄張り近くである。
    トリフィドを知ってる?ふわふわ漂う胞子を見たことは?ぬめぬめとした粘液溜まりはどう?もしも身に覚えがあるなら…逃げろ!
  • “蚊が湧いている”水源の近くである。
    これも危険生物のカテゴリに入るかな?とにかく大量に湧いてきて、しかも厄介な攻撃ばかりしてくるから手に負えないよ!一見安全そうな所でも夏場になるとワンサと湧いてくる可能性があるから気をつけてね!…ところで、ふぃらりあって何のことだろうね?

平原のまっただ中は避けたほうがよいと書いてあって「おや?」と思うかもしれない。
おやじさんのガイドには郊外を選ぶといい、って書いてあったからね。
確かにおやじさんは正しい。けれどそれは当時の話だ。
おやじさんの時代から今の時代へうつろうにつれて世界のあり方もだいぶ変化した。時が経てば対策法も変わるものさ。

それじゃ、なぜ平原を避けるべきかを書いておこう。
キミはゾンビが増える条件を知ってる?そう、生きた生物がゾンビに襲われて死ぬと、その生物はゾンビになる。
それじゃあ、もう一つの条件は?じつは酸の雨による死もゾンビ化を引き起こすんだ。
もちろん屋根のある所に避難して雨を凌ぎさえすればそんな心配はまったくない。誰だってゾンビの仲間入りはごめんだからね!
でも平原には屋根なんか無い。避難しそびれちゃったら大変だ。
え?雨が降ってきたら早めに避難したり、車を使ってやり過ごせばいいじゃないかって?
たしかにその通りだ。ちょっとした対策さえしておけば酸の雨にやられる心配なんてする必要ない。…少なくともキミ自身は。
キミは平原のど真ん中にある家で暮らしているとする。刺激さえしなければまったく無害な野生動物たちに囲まれて悠々自適に暮らしてるわけだ。
ある日酸の雨が降ってくる。当然キミは家に篭って野生生物たちが家の中に入ってこないよう戸締りをするだろう。
その後は本を読んだり眠ったりして、何の心配もなしに過ごすだろうね。
さあ、雨があがったぞ。キミが家から出て最初に目にするのは…あたり一面ゾンビの群れだ!だって野生動物達には避難する場所が無いんだもの!
平原は視線を遮る物がまったく無いから、十中八九いっぺんにそいつらの相手をする事になるだろうね。
対策をすればこうなる事は簡単に防げるんだけど、そうでないなら…このガイドの続きは読めないってわけだ。

ふう、なんだか長々と書いちゃったねえ。
拠点を選ぶポイントを色々と挙げたけど、ぶっちゃけ自分の好きな所に住むのが一番だと思うな。
水場が欲しいなら井戸を掘ればいいし、屋根が欲しいなら作ればいい。
「トリフィドがいれば飯には困らないぜHAHAHA!」なんて豪胆な人だっているだろうしね!(僕はそんな人見たことないし絶対やろうとも思わないけど!)
という訳で、僕も自分の拠点を確保したよ。
この家はきれいな状態だし裏口があるから出入りも楽だ。大窓の所をちょっと工夫すればガレージとしても機能しそうだね。
水と防衛の問題はあるけれど、ま、後々考えよっと。

初日でわかった範囲のマップ。商店が多いのはいいけど、店の種類がちょっと偏ってるねえ。

2. よりよいサバイバル生活のために

ホームスイートホーム

さてさて、キミももう自分の拠点を確保したかな?デザインの素敵な民家?それともシェルター暮らし?
どこを選んだにしろキミが気に入ったならそれでいい。でも、今よりもっと素敵なおうちにできると思わない?

ベッド

キミの拠点にベッドはある?民家なんかを拠点に選べば必ずあると思うけど、シェルターを拠点に選んだ人はきっと困ってるだろうからね。
おやじさんは車の座席で十分なんて言ってたけど、それで眠れるのはおやじさんだけだよ。
寝心地はスプリングの利いたベッドのほうが圧倒的にいいし、何より外から車内が見えてしまう。
寝こけていたら匂いを嗅ぎつけた狼にガブリ!なんて事になってもしらないよ!

裁縫の知識がちょっとあれば寝床の建築は意外と簡単にできるよ。本格的なベッドはともかく、ブランケットが一枚あれば簡易ベッドが作れる。
ブランケット製作に必要な布切れは窓のカーテンを裁断すれば大量に手に入る。裁縫道具は製作スキルがちょっとあれば木からも骨からも針が作れるはず。
裁縫用の糸はカーテンと一緒に手に入るし、ハンマーは石のハンマーで十分だ。簡単でしょ?
そうそう、普通のベッドには掛け布団と敷布団の両方があるけど、簡易ベッドはブランケットを敷いただけだから当然敷布団しか無い。当たり前だけど。
夏場はいいけど夜間や冬場はけっこう冷えるからね。心配ならもう一つブランケットを作っておくか毛布代わりの暖かい衣服を確保しておくといい。ベッドに置いとくだけでいいから。

ロールマットなんかを敷いても寝床の代わりにはなるけど…はっきり言って床で寝るよりはマシって程度。寝つきの悪い人はまず眠れないだろうね。
こっちは寒くて寒くてしょうがない!ロールマットを持ち運んでキャンプをする際には上掛けを忘れないようにね。

火床

キミは料理をする時火をどうしてる?外でキャンプファイヤーをすれば十分だけど、それだと雨の日は困りものだ。
拠点に火をつけることなく家の中で火を焚けるようにしておくと色々便利なはずさ。

一番簡単なのは火鉢を設置する事だろう。教会に行けばひとつふたつは置いてあるし、車やロッカーを分解して手に入る鉄板を加工してもいい。
ただ、火鉢は煙がすごいんだよねえ。軒先で使うか、家の中で使うなら換気のしっかりした所で使ったほうがいい。家ごと燻製になるつもりならかまわないけどさ!

材料さえ揃うなら暖炉を作ってしまったほうが圧倒的にいい。持ち運びはできないけれど煙はまったく出ないからね。
暖炉には石製の暖炉と金属タンクを加工したダルマストーブの二種類がある。性能はどちらも変わらない。
石暖炉は石の確保が最大の問題だけど、何も一個一個拾ってくる必要は無い。民家にある洗面台だとかバスタブだとかは石製だからね。
ストーブの材料は車の解体ができるようになっていればあっという間に集まる。ガソリンタンクを外してパイプを繋げるだけだもの。
基本的に暖炉は一度設置したら動かせないから、建築するときはデザインをよく考えようね!

当面の水の確保

近くに水源が無くてもそう慌てることはない。民家には必ずトイレが設置されてるからね。沸かせば気にならないでしょ?
下水道への入り口が近くにあれば、それも水源としてりっぱに使える。マンホールはバールのようなものでこじ開けよう。
ただ、下水道に立ち入るのは僕はオススメしないね。なぜって?生物をゾンビに変える酸の雨が地面に落ちて何処へ行くかって考えれば…わかるでしょ?

気分的にもっときれいな水が欲しいなら雨水を溜めるのが一番だ。
雨水を溜めるにはじょうごを設置してその下に容器を置けばいい。ペットボトルがいくつかあれば手製のじょうごが簡単に作れるはず。
一つ一つに溜まる水は少ないけど、何個も設置しておけば水に困る事は無くなる筈さ!
そうそう、酸の雨だけは気をつけてね。ちょっとでも酸が混じると飲料水として使えなくなっちゃうからね。
この酸の水も使い道が無いわけじゃないけど…まあ、今は気にしなくていいさ。

簡易的な防衛策

防衛の一番基本は外の敵からキミが中にいるのを気がつかれない事だ。これが出来てなきゃ拠点として使い物にならない。問題外だ。
けれども、気に入った家に限って窓ガラスが割られてたりするんだよねえ。だからまずは窓をどうにかしよう。
戸棚みたいな視線を遮る家具を引っ張って置いとくのが一番簡単だけど、あくまでこれは応急処置だ。
窓枠に板を釘付けしたほうが見た目的にもスッキリするね。カーテンを付けるほうが好きならそうしてもいい。出入りが楽だからね。
あとは罠と落とし穴かな。何もいきなり拠点全体を囲おうなんて考えなくたっていい。
出入り口と危なそうな侵入経路を重点的に固めるでけでも十分な効果があるはずだよ。
他にも防衛手段はたくさんあるけど、ここでは長々書かないでおくよ。
他の手段を知りたいならおやじさんのガイドの方がもうちょっと詳しく書いてあるから、そっちを参考にしてもいいかもね。

何が必要?

サバイバル生活を始めてはや数日。食糧確保は安定したしゾンビ達との渡り合いも上手くなった。
でも、まだサバイバル生活のスタート地点に立ったに過ぎない。
ゾンビの群れと渡りあうための武器が欲しいし、拠点の守りは無いに等しい。もっとおいしいものを食べたいし自分の車だって手に入れたい。
この生活を安定させるためにはもっと沢山の物資を集めなきゃ!

街を隅から隅までまわって全部自分の物にしたい気持ちはようーっくわかる。
けれど、武器が無いのにとっても強い敵と出会ったら?防衛をまったくしてないのに襲撃を受けたら?病気なのに薬が無かったら?
物事は何事も取捨選択が必要だ。まず必要な物を集めてから後でゆっくり巡ったっていいでしょ?街は逃げたりしないんだから!

武器が欲しい!

ゾンビの頭を簡単にぶち抜ける銃が欲しい?じゃあ銃火器店に行こう!
銃火器店が近くに無いなら民家の地下を探してみよう。たまに銃をたんまり隠し持った家があるよ。
銀行や警察署なんかにも置いてある事があるけど、それなりに厳重に守られてるから注意してね。
注:開発版では地下室のタイプが倉庫や酒場など何種類か増えました。…が、その分銃火器が手に入る確立が低くなりました。
地下室がある民家も生成されにくくなったので、安定版と比べて銃火器はだいぶ手に入りにくくなったと言えるでしょう。

飛び道具よりも近接武器のほうが好み?なら手に入る場所は沢山あるよ!
金物店ではチェーンソーやら斧やらよりどりみどり。スポーツ店に置いてある野球バットはゾンビの頭をカチ割るのに最適だ!
消防署ではハリガンバールや消火斧が手に入る。軍用品店を漁るのもいいね。
でもやっぱり僕のオススメは質屋を探す事かな。カタナだとかロングソードだとかのアンティーク品がよく置いてあるからね!(僕から見りゃ崩壊前の物はみーんな古物だけどさ。)

もちろん武器を自作したっていい。金物店なんかに置いてある芝刈り機の刃に持ち手を付ければ手製マチェットの完成だ!
弓の腕前が上がってきたなら、さらに効果的な弓と矢の作り方を思いついているはずさ。
度数の強いお酒を使って火炎瓶を作るのもいいね。こいつがあればゾンビ熊なんてイチコロさ!
それ以上に強い武器を作りたいなら、武器の作り方が載った本を手に入れるといいだろうね。

服が欲しい!

おしゃれがしたいか頑丈な防具が欲しいかで探す場所は違ってくるだろうね。
普通の服が欲しいなら民家の洋服ダンスを探すか洋服店に行くのが一番だ。気持ち悪く思わなければゾンビが着てるのを剥いだっていい。
防具が欲しいならスポーツ店と軍用品店で探すといいだろうね。アーミー装備は動きやすくて丈夫だよ。

でも本当に良い服と防具が欲しいならやっぱり手作りが一番だ!
自分の体に合った服を作れるのは自分しかいないし、自分の好きなように服をデザインできるからね。
なにせ崩壊前の世界じゃゾンビから身を守る服なんて出回ってなかっただろうから!
え?自分で服を作るのは難しそう?でも裁縫の知識が無くたって布からスカーフを作ったり袋を作ったりするくらいならできそうでしょ?
別に何か作らなくとも、いらない服に針と糸を通すだけもけっこう知識がつくものだよ。
そうやって裁縫の腕を磨いていけば、そのうち服を修繕したり強化したりできるようになるはずさ!
あー…ケブラーとかノーメックス製のは別ね。あっちは溶接して修繕するから機械工学メインだ。こういう事は服に限らずあるから気をつけてね。
注:開発版ではフィット品の服がまず自然生成されなくなりました。裁縫スキルの重要性がより高まったと言えるでしょう。

ごはんが食べたい!

ごはん!ごはんは大事だ!ちょうだいじだ!これが無くちゃ生きていけない!
ただ食べるだけなら誰だって簡単にできるだろう。鍋とマッチを手に入れたら、後は肉を焼いて水を沸かすだけだもの。
けれどもどうせ食べるんだったらうんとおいしい物を食べなくちゃ!おいしいものを食べれば気分はいつでもハッピーさ!
とはいえ、おいしい料理をするための食材って意外と手に入りにくいんだよね。
人間の家を探せば食材はすぐ手に入るけど、欲しい物が必ず手に入るわけじゃないし安定した供給もできない。
それにせっかく手に入れたって腐らせてダメにしてしまう事もしばしばだ。(僕はたいていそうなる前に食べちゃうけどね!)
安定しておいしい物を食べたいなら、森や平原に行って茂みの中を探して見るといいだろう。サバイバルの知識があれば山菜や卵を見つけることができるはず。
平原なんかによく生えている野生のベリーの木を探してもいいね。こっちは特にサバイバルの知識がなくても実と種が手に入るはずさ。
お肉入りのスクランブルエッグと新鮮な果物で作ったフルーツジュース。ああ、しあわせ。
農耕を始めたり科学的に塩を作れるようになればもっとレパートリーが増えるんだけど、それはまた後ほど。
注:野菜は安定版でも手に入りますが、茂みから卵が手に入るのは開発版の話です。あしからず。

便利な道具が欲しい!

便利な道具と一口に言ってもいろいろあるけど、総合的に探すなら金物店か工事現場がいいだろうね。
金物店は特にいろいろ置いてある。ショベルにクワはもちろん、運が良ければ食品乾燥機や電気炉なんてのも手に入るかもね。
もうちょっと専門的に探したいなら電気店とか自動車整備場もいい所だ。
シロウトじゃ何に使うものなのかサッパリって物ばかりだけど、使えるようになれば非常に役立ってくれるはずさ!
…その使い方を教えてくれるんじゃないのかって?それもまた経験さ。けっして僕が使い方をわかってないわけじゃないよ。うん。

車が欲しい!下準備編

車はとっても便利なシロモノだ。徒歩とは比べ物にならないくらい早く移動できるし、とっても沢山の道具を積む事ができる。
ショッピングカートでも道具は運べるけど、引越しする時なんかにはやっぱり無いと困るね。
そんな便利な車だけど、落ちてるのをただ拾うってわけにはいかない。ちゃんと動いて使える物じゃないとただの鉄クズでしかないからね!
ん、もしかして難しそうとか思ってる?だいじょうぶ!手取り足取り尻尾取り僕が一から教えてあげる!
一度僕の言うとおりやってみれば、きっとコツがつかめるから!

それじゃあ、この節では車を手に入れるために必要な道具を紹介しよう。必要な物は以下の通りだ。
  • レンチ
  • 糸鋸
  • ジャッキ(タイヤを新たに取り付けるつもりなら必要無い)
  • 溶接機と溶接ゴーグル。もしくはダクトテープ。
  • ガソリンを入れるための容器(たっぷり入る物が望ましい)
  • バッテリー充電用の電池(ほんの少しだけでいい)
  • ガソリン吸い出し用のゴムホース(ガソリンスタンドから給油するなら必要無い)

どうかな?沢山必要そうに見えるけど、本当に必要な道具は意外に少ないことに気がつくはず。
ゴムホースは民家の冷蔵庫を壊せばすぐ手に入るし、容器・電池・ダクトテープも今まで探索をしていれば手に入っているはずだ。
残るはレンチと糸鋸だけど、これも放置車両のトランクとか自動車整備場なんかですぐ見つかるだろう。
それじゃ、早速車を手に入れるぞ!…といった所でこの句はここまで。
詳しいことは次の節で解説するよ。

車を手に入れる

やっと東の街の全景が判明したよ。いやはや双眼鏡って便利だねえ。
こんだけ広い街を探索するとなると、徒歩じゃちょっと辛いものがある。
拠点をもう一つ作ってもいいんだけどそれもそれで後が面倒だ。
西の街も探索するつもりだし、ここは車を手に入れる事にしよう。

さてと、キミはもう車を作るのに必要な工具を揃えられたかな?(何が必要なのかはすぐ手前の句を見よう。)
そしたら手頃な車をちょっと調べてみよう。

こまごました情報があちこちにあって戸惑うかもしれないけど、今は何も考えずにとにかくカーソルを動かして今から挙げるパーツを探してみて。
  • エンジン
  • タイヤ
  • ガソリンタンク(電気自動車には無い)
  • ソーラーパネル(こっちは電気自動車にしか無い)
  • バッテリー
  • オルタネータ(ガソリン車の動力の一部を電力に変換するパーツ。電気自動車には無い)
  • 座席
  • 制御装置

パーツを見つけたら今度はその壊れ具合を調べよう。灰色になっていなければ大丈夫。損傷はあるけどとにかく動くって意味だ。
で、これは何なのかって?今ここで挙げたパーツはぜんぶ車を動かすのに必須のパーツだ。(正確にはオルタネータは必須じゃないんだけど、ガソリン車にはあるのが普通だ。)
逆に言えばこれ以外のパーツがいくら壊れていようと無かろうと、とにかく車は動くってこと!
もしもこれら全部が壊れていない車を見つけられたらキミはラッキーだ!後はガソリンを入れてバッテリーを電池で充電すればすぐに動き出すはずだよ!(キミが運転方法を知っていればの話だけどね。)
でも、そんな車はなかなか見つからないものだ。郊外でガス欠になってる車を運よく見つけたならともかく、街中の放置車両は事故ってどこかしらが動かなくなったヤツばっかだもの。
そこで、あらかじめ集めたこの修理工具の出番ってわけさ!

車修理の基本はニコイチ修理か取り替えるかだ。
ある程度の損傷ならちょこっと溶接するだけで事足りるけど、完全にぶっ壊れたパーツはそれ以外に治す方法は無い。今回はその典型だね。
なので、まずは目当てのパーツがまだ無事な他の車からそのパーツを拝借しよう。レンチと弓鋸は持ってきたよね?
そしたら目当ての車までパーツを運んで修理。持ってきたパーツがきれいな状態ならいっそ古いのを取り外して新しいのを載せたほうが早いかもね。
ぜんぶ修理し終わったらガソリンとバッテリーを補充して、座席に座ってエンジンを掛ける。ほらね!その車はもうキミのものだ!
ひとつアドバイスをすると、タイヤとか座席とか修理が簡単なパーツが壊れてる車を狙ったほうがいい。エンジンなんかは修理するのも載せるのも複雑すぎて大変だからね。
タイヤ交換は特に簡単だ。ジャッキで持ち上げてパンクしたタイヤを付け替えるだけだもん。溶接の必要すら無いよ。
その時には間違って支柱ごとタイヤを取り外さないように。支柱を取っ払って新たに溶接し直すなんて、こんなバカな話は無いからね!

気に入った車が無ければもちろん自分で作ってもいい。フレームを組んで形を作って、あとはその上に必要なパーツを載せるだけだ。
自転車を自作する時なんかは全部一から作り上げたほうがはるかに手間が掛からないだろう。
操縦席とハンドルが別の位置に!なんてポカをやらかさない限りぜったい動いてくれるはずさ!
…そうそう、車は画面の上方向が正面になるから気をつけて。苦労して車を作り上げて、いざ乗ってみるとカニ歩き!
ハタから見ると笑えるけど、当人にとっては笑いごとじゃないからね。まったく…

そんなわけで、初心者のための車作成講座はこれでおしまい!
車に関する知識は他にもまだまだたくさんあるけど、自分でいろいろやってくうちにだんだん覚えていけるはず。
欲しいパーツをどんどん積み重ねて自分だけの車を作り上げてみてね!
…へ?機械工学の知識がサッパリ?はんだこてで金属製の物をいじって、ひたすら車を分解する。以上。

僕はこんな車を手に入れたよ!郊外の道路で運よくガス欠になってるのを見つけたんだ。えへへ!
封鎖のためか知らないけれど、河を横断する橋にはこういった頑丈な車がよく停められている。
機会があったら障害物の排除ついでに手に入れてみても一興かもね。…操作に慣れてないとそのまま水底へドボン!だろうけどさ。

Tips:オプションの設定をDraw vehicle facing indicator - true、使用タイル無しにすると、運転時に車が向いている方向がXで表示されます。車の操作感に慣れていない方は一度このモードで感覚を掴んでみましょう。

病気にかかったときは

つまりキミはこう言いたいのだろう。イシャはどこだ!
// @<悪質な冗談はやめてください ぼくは死ぬかもしれないのですよ!(Bleeding)
パニックにおちいった人を落ち着かせるには軽いジョークがいいんだってね。
…それはともかく、この節を読んでいるということはキミは病気に困っているというわけだ。
でも残念ながらこの世界には目医者どころか碌な医者すらいやしない。崩壊前にはいっぱいいたらしいけどね。
だからこそ僕らは自分の病気を自分で治さなければならない。僕が教えられるのもその対処法だけ。
情報が無ければ人生はきわめて短い、なんて言葉をどこかで聞いた気がするけど、これほどまでにピッタリな言葉はないね!いや、冗談じゃなく。
そうそう、ローヤルゼリーという薬だけはすべての病気を即座に治してくれる。蜂の巣や研究所なんかに落ちてるから、せっぱつまったら探してみるといいかもね。
// Cataclysm2ではゾンビメメクラゲが猛威を振るうらしいぞ。《噂の巻物は跡形も無く消え去った!》

食中毒

…食中毒にかかったって事は何かヘンなもの食べたでしょ?
生水を沸かさずに飲んだ?毒キノコに当たった?それとも崩壊前の食べ物のお味が気になって?(これに関しては僕も人のこと言えないね、へへ。)
食中毒を治すにはとにかく耐えるしかないね。さっさと吐いて楽になりなよ。

風邪、インフルエンザ

風邪にかかったって事は不健康な生活ばかりしてたね?ダメだよ、体調管理はしっかりしなきゃ。
体が濡れたまま過ごしたり、体温調節をちゃんとしてなかったり、お酒やお菓子ばかり取ってたりするとあっというまに不健康になってくからね。
症状は風邪薬で抑えられるけど、その症状そのものを治療する事はできない。
風邪を治す一番の方法は、とにかく自分自身の自然治癒力に頼ってただひたすら治るのを待つしかないね。
とはいえずっと拠点に引きこもるわけにもいかないからねぇ。せめて無茶はしないようにね?
風邪をひいてる時は喉が乾きやすくなるからってジュースばっかり飲んでちゃダメだからね!せっかく治ってもまたぶり返しちゃうんだから!

インフルエンザも風邪と似たようなものだけど、その症状は風邪と比べてずっと強い。
倦怠感は風邪と比べ物にならないし、時には吐き気が出てまともに食事ができなくなる。
何より風邪は2~5日程度で治まるのに対して、インフルエンザは時には1週間ぐらい長続きする。
サバイバル生活に慣れた者であってもインフルエンザは死に直結する。十分気をつけるように。

風邪を治す方法も大事だけど、むしろ予防方法のほうが重要だろうね。
風邪の予防方法はなんと言ってもしっかりした体調管理!
不健康な生活してるな、と思ったら新鮮な物を食べてぐっすり眠る。そのくらいの生活習慣を心がけるだけで十分な予防になるはずだ。
あとはマスクをするのもいいね。なにかしらで口を覆うだけでもヘンな物を吸い込まずに済むはずさ。

出血多量

出血は意外と怖いよ。時間と共に体力も体の感覚もどんどん無くなっていく。
殆どの場合は敵と戦っている際に起こるから、直す暇も無くずるずる長期戦になってお陀仏。そんな人間を何人も見てきたもの。
敵と戦っている際に出血したら、いったん引いてすぐに治療するか短期戦に賭ける。これに限るね。
そんな厄介な出血だけど、治す方法は簡単だ。包帯や救急セットで止血すればすぐに治まるはずさ。
あいにく治療道具の手持ちが無いなら布切れを使って止血してもいい。
ただしこの方法はあくまで応急処置だ。傷の痛みは治まらないし数枚程度じゃ止血できない事もある。
自然治癒力に任せてほっといても治るっちゃ治るけど…キミがゆるやかな自殺志願者でも無い限りはオススメしないね。

毒は毒でも食中毒じゃなくて、こっちは毒グモなんかに噛まれた時に起こる毒だ。
この毒自体に致死性はそれほど無いし、しばらくすれば勝手に毒が抜ける。
これの恐ろしい所は身体能力をがくっと下げられる事だろうね。
毒自体に身体能力を下げる力があるし、毒が誘発する痛みによってさらにマトモに動けなくなる。
しかもブラックウィドウだとか巨大蜂だとかの素早い敵に限って毒攻撃をしてくるから困ったものだ。
毒をくらって動けない所に追撃がどんどん飛んできて、最後には…ぐるぐる巻きにされて巣の中?それは困る!
食べることは好きだけど、食べられるのはごめんだね!

ゾンビ病

ゾンビ病はある意味この世界でもっとも恐ろしい病かもしれない。
なにせ僕らが敵対してる“あの”ゾンビ達の仲間入りをしちゃうんだもの!
ゾンビ達が何を考えてるのかは知らないけれど(むしろ何か考えてるのかすら疑わしいけど)、あてどもなくこの世界をえんえん彷徨うなんて僕にはとても耐えられそうにない。
なにより人間を襲って食っちまうってのが問題だね!冗談じゃないよ!あんなまずいもの頼まれたって食うもんか!

それで、傷の具合はどう?ゾンビ病はゾンビに噛まれることで感染する。わかりやすいね。
噛まれてからそれほど時間が経ってないならまだ大丈夫だ。殺菌薬や救急セットで丁寧に消毒すればゾンビになる心配はもう無いよ。

消毒薬の持ち合わせが無い?なら、もっと原始的な消毒方法に頼るしかない。そう、焼灼(しょうしゃく)だ。
焼灼は傷口を焼いて消毒する近世に使われた医療方法…って崩壊前の本に書いてあった。
近世ってのがいつ頃なのかはさっぱりだけど、崩壊前の技術なら多分大丈夫だろう。うん。
傷口を焼くんだから焼灼のためには当然熱源が必要になる。マッチなりはんだごてなりを用意しよう。金属ナイフがあるならそのまま炙って焼いてもいい。
で、自分でやけどを負うわけだからそれはもう地獄のように痛い!しかも一回だけじゃ治らない可能性もある!
焼灼を行った後は痛みでまともに行動できないはず。本当に急を要する時だけやるほうがいいね。

消毒しても治らない?あー、それは…お気の毒に…
包み隠さず言わせてもらうと、君の命はあと1日も持たない。
傷の耐え難い痛み、嘔吐、意識障害。だんだん症状が重くなって…その後の気持ちがどんなものかは、僕は知らない。
ゾンビ病は感染からきっかり24時間で死に至る。それがおやじさん達の世代が導き出した真実だ。
でも大丈夫。まだ治す方法はある。この世には抗生物質って便利な薬があるからね!
飲めばたちまち元通りとはいかないけど、少なくともそれ以上悪化する心配は無い。貴重な経験を積んだと思ってじっくり病気と付き合っていこう。
傷口が緑色なのは治るのかって…?こんなもの読んでないで、さっさと抗生物質を探しに行けって!

手足の骨折・喪失

手足が無くなるってけっこうな状況だよね。大抵は頭か胴体がやられて死んじゃうから。地雷でも踏んだ?
こうなったらもうどうしようもないね。添え木をして運よく神経が繋がるのをひたすら待つっきゃない。
まあ、治す方法がホントにまったく無いわけじゃない。病院は見た事ある?診療所みたいな小さい所じゃなくてホントに大きな大病院。
もしもそこが運よく(大昔の)最新鋭の病院なら、これまた(大昔の)最新医療器具があるはずだ。その名も細胞活性機。
原理はよくわからない。とにかくレーザーが出て、痛くて、なぜか新しい手足が生えてくる。…化物なのはどっちなんだと疑いたくなる光景だね。
もしもキミがホントに化物並みの身体再生能力を持ってるなら、この機械に頼らずとも新しく生えてくるかもしれないねぇ。…や、あくまで可能性の話だよ?

3. ホントの『生活』

いやはや、車ってホントに便利だねえ!たった一日で西街の全景がわかっちゃった!
それではさっそく探索を…って、うげっ、あれはまさか…

.// \ジャーンジャーン/
げえっ ファンガル! // @<ひーっ @<もうダメだ…おしまいだぁ…
ムリムリ!あれは無理!おやじさんからも耳にタコができるくらい聞かされてきたのに!
とにかく、コイツがいるとわかった以上はもう西街に立ち寄れない。場合によっては東街に留まるのも危険だろう。
車はあるんだし、コイツから離れついでに住みやすい土地へ引っ越そうかな。

東街から北に続く道を進んでみたよ。
…あっ!なんか見覚えあるなと思ったら、ここは以前おやじさんが「つりのめいしょ」って呼んでた所じゃないか!釣りかぁ…えへへ、いいねぇ!
近くのLMOEシェルターはもう誰も使ってないみたいだし、ここを僕の家にしようっと!cats 101からも近いしね!
(なぜシェルターが無人かわかるのかって?カレーの缶詰が腐ってたし、なによりベッドに寝てたのはただの白骨だったからね。)

最高の装備、最高の環境

おきにいりの土地を見つけた。生活に必要な道具も揃った。ゾンビや野生動物の襲撃なんてもはや赤子の手をひねるようなもの。
ただ生きるだけが目的なら、もうすでにその目的は達成できている。
けれどもどうせ生きるならやっぱり高みを目指したい。これはもうぼくら猫達の宿命みたいなもんだね。
そんなわけで、そのためにあると便利な装備や環境をちょこっと紹介しちゃうよ!どれもこれも最後まで使える優秀なものばかりだ。
もちろんここで挙げたものばかりにとらわれず、自分だけのおきにいりを見つけてみてね!

武器の鋳造

ワキザシ!カタナ!アイアンスピアにプレートメイル!
崩壊前の技術で作られた金属製品はどれもこれもすばらしい出来だ。
ぼくらも金属製品を作ることはあるけど、やっぱり道具も技術も安全もぜーんぶ揃った崩壊前の環境で作られた物とじゃ雲泥の差だ。
それじゃあもうこの世界じゃ作り出すことはできない?いやいや、そんなことはないさ。
技術は僕らがいままで培ってきた製作技術が生かせるし、材料の鉄クズは街中にごろごろ転がってる。あと必要なのは機材だけだ!
…そう、機材だけなんだよね。その機材を揃えるのがこれまた大変でねえ…
まず鉄を溶かすための炉は当然必要。電動式と炭焼き式の二種類があるけど、まあそれはお好みで。
次に金属を加工するための工具セットが必要。それを打つための鉄床も必要。
熱した金属を直接持つわけにはいかないからトングと"のみ"が更に必要。
これら全部を揃える事ができても、見よう見まねで一から作るんだからそれこそ達人級以上の製作知識が必要…と。
いやはや面倒くさいねえ!正直僕も鋳造には手を出したことないや。
でもまあ、一度作れるようにさえなれば後は強力な装備が作り放題だ!鋳造ができるキミみたいな優秀な人材はこの世界じゃ貴重だから何処へ行ってもひっぱりだこだろうね!…むしろウチに来ない?僕たちいい商売相手になれそうじゃん?ねっ?

空圧式ライフル・ボルトドライバー

もしもキミにソーラーパネルの構造を理解できるくらい機械工学の知識があって、さらに弓や射撃の知識もそれなりに持っていれば空圧式銃器の作成方法を思いつくはずだ。
この武器は小型メタルタンクと手ごろな資材だけで作れるのも魅力的だけど、なんといっても低コスト高威力なのがすばらしい!
石つぶてとクロスボウボルトを飛ばす二種類のタイプがあるけど、そのどちらともヘタな銃火器以上の威力を持つんだ!22口径なんてメじゃないね!
おまけに空圧式だから射撃音とリコイルがまったく無いときた。こいつがあれば気がつかれることすらなく強敵を倒せてしまうかもしれないよ。
ただ、構造上の問題なのか素材の問題なのかわからないけど、けっこう劣化しやすいんだよね。気をつけてれば平気だとは思うけど、一応気に留めておこう。

エナジーウェポン

エナジーウェポンは崩壊前の世界でも最新鋭の兵器だ。だったらしい。
だから軍基地や研究所にでも行かない限りまず手に入らないし、作ることなんて出来る気がしない。
ようするに現物一点限りの超レアものってこと!そのかわり手に入れる事ができれば非常に強力だ!
そんなエナジーウェポンには電気・核エナジーセル・水素で動く三タイプがある。
電気タイプは手軽に使えるけど威力はフツー。エナジーセルタイプはとっても強力だけど弾がレアものでなかなか入手できない。水素タイプは重くてクセが強い。
僕もいろんな種類を見た事あるわけじゃないからすっごく詳しいってわけじゃないけどだいたいこんな所かな。

そんなわけで、僕もエナジーウェポンを手に入れてみたよ!研究所の奥地で見つけたんだ!
電池式だから安定して使えるね。そいじゃ早速試し撃ちといこう!
えーっと…ああ、一度引き金を引くとチャージが始まるのか。撃ってみたけど豆鉄砲だなコレ。
チャージライフルって名前だし、うんとチャージすればいいのかな?…あれ、ビープ音が、あれっ?

うわぁ…

あー、思い出した。同じようにためし撃ちして家ごと爆発四散した人間の話。あやうく二の舞になるとこだった!
武器を使用するときは説明書きをよく読もうね!って締め方でここはひとつ…ダメ?

サバイバー装備

サバイバー装備は作れる服の中でも圧倒的な性能を誇る。
一番いい装備はその目的に特化された装備が一番だけど、サバイバー装備もそれに次ぐくらいの性能がある。
防御力、防水性、耐火性、動きやすさ…どれを取っても一級品だ!
サバイバー装備を作成するにはケブラー材とノーメックス材、それと熟達した裁縫スキルが必要だ。レシピも必要だね。
ケブラー材は軍用服なんかから、ノーメックス材は消防士服から取れるよ。
軽量級から重量級まで作れるけど、まあそのあたりはお好みで。
サバイバー装備を一式揃えることができたならキミはもう立派なカタクリストだ!
…ま、僕みたいなおしゃれさんは全身カウボーイ姿でキメてたりするんだけどね。やっぱ好きなものを着るのが一番さ。

自分を変えるということ

猫は猫だし人は人。それが当たり前だよね?けれども世界の崩壊はそんな常識すら取っ払っちゃったみたいだ。
いやね、僕が知恵を手に入れたのもそのせいだからさ。ちょっぴり懐かしくてね。
さ、昔話はおいといて本題に入ろうか。

変異薬

変異薬は生物としてのあり方を変えてしまう薬だ。飲んだ者に異生物の能力や体形を授けてくれる。僕が飲んだのも特製の人間変異薬だったなぁ。
獣の変異薬を飲めば力強く、鳥の変異薬を飲めば身軽に、夜行生物の変異薬を飲めば暗視能力を…といった具合だ。
もちろんいい効果ばかりじゃない。肉食性になって野菜がまったく食べられなくなったり、身軽になると同時にうたれ弱くなったり、肌が焼けるぐらい日光に弱くなるかもしれない。
悪い効果がよい効果に変化することもあるから一概には言えないんだけどね。もちろんそのまた逆もあるけど。
変異能力は治療薬を飲めばきれいさっぱり治るから気軽に試してみてもいいかもね。

変異薬は研究所に沢山落ちてるけど、科学の知識とレシピがあれば自分で製造する事もできるよ。
材料は漂白剤やアンモニアなどの化学薬品と汚染肉…汚染肉!?じゃああれってゾンビの肉でできてたの!?うえぇ!

CBM

変異薬が生物として能力を得るものならば、CBMは科学で能力を得るものだね。
コンパクト・バイオニック・モジュール(CBM)。つまりは体に埋め込む機械部品だ。
なんだかおそろしい話だけどたしかに便利なんだよねコレ。

CBMを使うには、内蔵モジュールなんだからまず体に埋め込む必要がある。その際には電子工学と医療知識、あと機械工学の知識も必要とするだろうね。
そして埋め込みに成功しても、それ単体ではまず使い物にならない。機械なんだから電力が必要だし、その電力の発電装置も蓄電装置も必要だ。
蓄電装置はバッテリーモジュールってやつだからすぐわかる。発電装置はソーラーパネルだとかアルコールバーナーだとか何種類かあるけど、説明書きをちょっと読めばニュアンスで把握できるはず。併用もできるからね。
最後に使いたいCBMを内蔵できれば、あとは使いたい放題だ!
そうそう、稼動CBMには使用時だけ電力を使うものと、懐中電灯みたいに使用中ずっと電力を使用するもの、ストレージシステムみたいに一度埋め込めば電力を必要としないもの、の三種類があるから気をつけようね。

…最後にだいじなこと。CBMの埋め込みに失敗したらどうなるか。
まず当然そのCBMは壊れて使い物にならない。そして失敗には付きもののリスクってのがやってくる。
失敗してただ痛いだけならまだいい。中身の危険物を浴びて変異してしまってもまだどうにかなる。
厄介なのは壊れたまま埋め込まれてしまった時だ。壊れたCBMは漏電したり、動きの邪魔になったり、突然ノイズ音を出したりとお荷物にしかなりゃしない!
救急セットの用意があればナイフでえぐり出す事も出来なくは無いけど…自殺一歩手前の行動を取るなんて僕はイヤだね!
かなりむちゃくちゃな埋め込み方をしない限りこんな目には遭わないはず。CBMはちゃんとした知識を身につけてから使おうね!
注:安定版にはナイフでCBMを取り外す方法はありません。埋め込み失敗時にすべてのCBMが無くなる効果が出る可能性はあるので、安定版で一度いらないものを取り付けてしまったらその効果が出るのを祈るほかないでしょう。

科学の光、文明の芽吹き

この節はガイドというよりもはや道楽の域だね。かなり気の長い話だもの。
でも僕らは世界が崩壊するずっと前、文明が生まれる以前からずうっと現状をよりよくするために奮闘してきた。
火を扱える人間達に取り入り、暗闇を照らす光と暖かい食事を手に入れた。人間達を傘下に置き、その住処の支配権を握った。
我々猫が知恵を手に入れた今こそ我々が世界を支配するチャンスだ!…なーんておやじさんは言ってたねえ。正直どこまで本当なんだか!
でもまあ、現状がよくなるのは悪い事じゃない。夜でもずうっと明るい家がほしいし、食料も安定して手に入れたい。
そのために何ができるのか、少しだけだけどやってみた事を書いておく。

明かりに使う電力を安定確保するためにソーラーパネルをずらーっと並べてみたよ。
バッテリーパーツも5台組み込んであるからだいぶ電力を蓄えられるはず。電気のムダ使いをしない限りこれで足りるはずさ。
それじゃ早速…光あれ!なんてね。

農耕にも手を出してみたよ。
農耕に必要なものは当然育てたい植物の種。それとクワやショベル等の土を耕せる道具だけでいい。
土を耕したら育てたい種を植えるだけ。基本的に水やりは必要ない。そこらへんの植物だって勝手に育ってるんだから雨水だけで十分だ。何か手を加えたいなら栄養剤を撒くくらいだね。
あとは放っておくだけで勝手に育ってくれる。簡単でしょ?
…しかしまあ、当たり前だけど育つのにかなり時間がかかるね。一朝一夕に育つもんじゃないとは解ってるんだけどさ。
最初に種を植えてから収穫できるようになるまで1シーズン以上はゆうに掛かる。キミがよく出歩く性格ならもっと長い時間が必要だろう。
ま、こういうものは一度収穫できれば倍々に増えていくもんだ。その時のための投資と思って気長に待とう。

4. 引退

明かりを手に入れた。農耕にも手を出した。あとは立派なおうちが欲しいなぁ。
シェルターも快適なんだけど、電力システムが外にあるからそのまま家の一部として使いたいんだよね。
そんなわけで、立派なおうちを建てるために物資集めの旅に出たよ。

東街のさらに東へ行ってみた。こっち側もイナカだねえ。
軍用バンカーと軍基地、それと農場があるね。いいものが沢山手に入りそうだ!

軍用バンカーの中にはCBMがいっぱい!クロークシステムはなんだか楽しそうだ。
でも発電装置を手に入れられてないからコレほとんど全部役立たずっていうね。残念。

ちなみに、近づくだけで銃撃してくる厄介なタレット達は倒し方さえ知っていれば驚くほど簡単に倒せるよ。
明かりを消して夜襲を仕掛ける。これだけ!
上の図は僕がタレットと対峙してる時の図。普通こんだけ近づけばたちまち蜂の巣にされちゃうけど、こんだけ近いのに弾一つ飛んできやしない!
何故かというとこいつらも視覚と聴覚を頼りに敵を認識してるからなのさ。だからこうして闇夜に紛れられると敵を見つけられなくなる。
あいつらはあそこから一歩も動けないし、何よりあいつら自身が発光してるときた。これはもう狙ってくださいと言っているようなものだね!

拠点からもっと北にも行ってみたよ。cats 101のみんなに見つかると気まずいから少しづつ…
うん?あれはなんだろう?

なんだか奇妙な所だなあ。四角く慣らされた地面に鉄格子がはまってて、傍に奇妙な石像があるだけ。
石像の目玉が無いかわりに何かはめられそうなくぼみがあるけど…何か鍵みたいな物があるのかな?でもそんなの持ってないや。
うーん…わかんないや。やーめったっと!
…あ、そういえばおやじさんの倉庫にそれっぽいのが保管してあったな。たしか鉱山の奥地で手に入れたとか言ってたっけ。
でもまさか借りにいくわけにもいかないしなあ。それにあれだけ妙に厳重に保管してあったし。
おやじさんはなんだってそんなに怯えてるんだろうね?こんなへんぴな場所になんてなーんにもあるわけないのにさ!



…とまあ、こんな事を繰り返してやっと目当ての物を手に入れたよ!
それは…FOODCOキッチンバディーとパスタマシーン!
キッチンバディーは食品乾燥機から水の浄化装置まで揃った料理のお供!
パスタマシーンは好きなだけ麺が作れる!パスタだってヌードルだってラビオリだって…ああ素晴らしい!

さらにさらに嬉しいことに畑から小麦とトマトとベリーがどっさり収穫できた。
これだけあればピザが作れる!ハンバーガーが作れる!今までまともに食べられなかった崩壊前のカレーって料理が好きなだけ食べられる!
ベリーからは砂糖が抽出できる!砂糖があれば甘味が作れる!ってことは…うわあ大変だ!パイが!フルーツパイが!フルーツワッフルが!ジャム付きパンケーキまでもが食べ放題ってことじゃないか!
ちゃんと使える冷蔵庫も増設したからいくら作ったって腐らせる心配もない!
うわあぃ!もはやこの世は楽園だあ!!


……
………

それから僕がどうなったかって?
あの後ひとり収穫祭を楽しんで、ペミカン片手に料理の本を読んでたんだ。
そしたら匂いに釣られたスカベンジャーさんがふらりとやってきて、料理を分けてくれないかだって。
ちょうどパイが一切れ余ってたから快く取引をしてあげた。いやはや大好評だったよ!
なにせ普段の食事が焼いただけの肉と水のみって連中だ。久しぶりの“料理”はさぞや美味かっただろうね!
そのスカベンジャーさんとはすぐに良い取引仲間になったよ。これだけ揃った設備があるとなかなかここを離れられないからね。
その後は人づてに他のスカベンジャーさんがやって来て、僕もそれに合わせて増改築を繰り替えして…

…で、こうなったってワケさ。いや、不満なわけじゃないよ?
取引ができるのはありがたいし、おいしいって言ってくれるとうれしいからね。
マズッたのはここの噂が広がりすぎておやじさんの耳に入っちゃったってこと!
いやはや、あの時ほど逃げ出したいと思ったことはないね!

でも。おやじさんは僕を許してくれた。
そりゃあもちろんこっぴどく叱られはしたけど、僕の取った行動をよくやったと褒めてくれた。
cats101の代表者としてこの店を支援してくれるとも言った。…いつでも顔を見せに来いとも。
…ありがたいね。本当に。

さーて!こうなったらとことんやってやろうじゃん!
世界がこれからどうなるかなんてわからないけど、誇れるものとおいしい食べ物があればなんだって解決できるのさ!

"猫でもわかるサバイバル・ガイド 改訂版"
"著 Michael"



《おなかすいた?喉渇いてる?Michaelの店ならぜーんぶ解決!》

すべてが崩壊し、何もかもが失われてしまったはずの世界にはまるで似つかわしくない、まったく見当違いな建物が新たに姿を現した。
人々はその店に集い、語らい、食事と酒を楽しみ、取引をする。
ドル紙幣とカードの代わりに崩壊前の純正銃弾で取引され、その店主が知能を持った二足歩行の猫である事を除けば、その光景は崩壊前のそれとまったく変わらなかった。
ある者は交易と森を抜ける道を求め、ある者はうまい食事と酒を求め、またある者は一夜の安らぎを求めて今日もまたやって来る。
人間と異形の者達に取って代わり、猫達がこの世界を支配するのはそう遠い日の話ではないのかもしれない…

+ おまけ:旅した場所のマップ(でかいので注意)