リプレイ:猫でもわかるサバイバル・ガイド



DON'T PANIC!


Ver 0.9-3934-g132eb8c(ビルド#750)
+キャラステータス&プレイ内容について
最大trait pointは18、skill劣化は無し。
DinoModって面白そうなモッドがデフォでファイルに入ってたので追加してます。
あとはデフォルト設定。

初期ステータスはこんな感じ。Bad BackのバグかVolumeが-1のせいでEncが超上昇してるけど、後ですぐ収まるので気にしないように。
@は猫というありそうでなかったロールプレイに挑戦。
traitも猫らしいものを選択。猫だから文字が読めなくて気分屋でかわいいのだ!
「コイツ猫じゃねえ」とか野暮な突っ込みは無しで。
猫ということでいくつかプレイ条件を設定
  • 衣服は動物用の物(fitする物)のみ着用できる。Zが着てるのはボロボロになって逆に丁度よくなったという解釈で。
  • 両手で使用する(と思われる)タイプの武器、道具類は使用しない。重すぎる物も使用しない(持ち運ぶだけなら可)。具体的にはweightが1.0より重い物はダメ。
  • 火を使用しない。松明や火炎瓶なぞもってのほか。いくら知能があろうと本能的に忌避してしまうのだろう。たぶん。
    ホットプレートとかの電気的な熱エネルギーはOK。そうでなければコタツを占拠される現象に説明がつかないからね!


――猫の嘆きあり。そは災厄の始まりなり。
"Cat a clysm"

我輩は猫である。名前はまだ無い。
よしんば名があった所で、常識すら崩壊したこの世界ではもはや意味を成さないだろう。
人間共が反旗を翻し、獣のごとく暴れまわり始めてはや5日。
共にシェルターに逃げてきた唯一まともな我輩の下僕も「ちょっくらcat food探してくる」と出て行ったきり帰ってこない。
下僕のために主人が動くなど恥さらしだが、このまま飢え死んでは末代までの笑いものだ。
仕様が無い、懐かしきノラ生活に戻るとしよう。なあに、気ままな1匹暮らしも悪くないさ。

1.はじめに考えるべきこと

世界がどうなろうと、生きるために必要なことはたった2つ。食べ物があることと、安全な寝床があることだ。
というわけで、過ごしやすい縄張りの確保を真っ先に考えるべきだろう。
このような状況では他猫の以前の縄張りなどあって無いようなものなので、あまり気にしなくてよろしい。逆に確保した縄張りを奪われぬよう注意すること。
シェルター内でやれる事を済ませたら、いよいよ出発だ。
(階段の昇り降りの仕方がわからないだとか、物を持てない等といったくだらない説明は今後も一切しない。赤ん坊じゃないのだから、少し頭を使えばわかる事だろう!?)
何処を住処にすべきか悩んでいるのならば、以下のポイントを参考に拠点を選ぶとよいだろう。
選ぶべき場所
  • 郊外である
  • 森が近くにある(新鮮な野菜と獲物の宝庫だ)
  • 川、プール等の水源が近くにある
  • 資材が豊富な商店が周辺にある(商店にはたいてい人間が大勢いて危険なので、近すぎないよう注意すること)
  • 防衛に適した構造である(シャッターとバリケードを組み合わせたプレスマシンの素晴らしさは説明せずともおわかりだろう!)
避けるべき場所
  • 街中である(人間の反逆と酷い臭いをどうにかできるならば気にしなくてよい)
  • 森に近すぎる(熊や狼達と友人であればよいが、そんな猫はまずいないだろう!)
  • anthill、fungal bloom、mineなどの危険地帯に近い(swampは特に危険だ。地下空洞で一生を終えたくなければ近づかないように。)
  • “蚊が湧いている”水源の近くである(大量に繁殖できるということは、蚊だけでなくほとんどの水生生物の楽園であり我々の危険地帯ということだ。フィラリア予防をしていない諸氏達は特に注意すること。)
  • 防衛に適していない構造である

寝床の心配をする諸子らがいるかもしれないが、そう心配せずともよろしい。
周囲に放置されている車の座席は十分寝心地が良いし、寒さを凌ぐだけならば衣服をかき集めてくるまればよい。
手先が器用な下僕がおれば、そこらへんの布切れで毛布とベッドを作らせてもよかろう。

とは言ったものの、すべての条件を満たす場所などそうそう無いであろうし、そもそもそれ以前の状態に陥っている諸氏達もいることだろう。
かく言う我輩もその1匹だ。なぜかって?百聞は一見にしかず、下の図を見てほしい。

…何もないってレベルじゃねーぞ!!確かに郊外がいいとは言ったが、いくらなんでもこれは極端すぎる。
そもそもなぜ我輩は今までこんな所に住んでいておいて不思議に思わなかったのか。
む、新リリース…?町size4でワールド生成のはず…?うっ、頭が…

= *しばらくおまちください* =

なんだかおかしな事を考えていた気がするが、思い出せないということはきっとどうでもよい事だろう。
それよりも今は生き残ることが最優先だ。さあ、村へ繰り出し、人間共に誰が主人か思い知らせてやろう!

2.(元)人間の家をのっとる方法

人間の家にはおいしいもの、楽しいもの、役立つものすべて揃っているが、そこに邪魔な人間が住んでいるという一番の問題がある。
世界がこうなる前であれば、窓の下でみすぼらしくニャーニャーと鳴いておればあっという間に陥落できたが、今は勝手が違う。少々手荒な方法を取らざるを得ないようだ。
(以前の方法を知りたい者がおれば、XXXX氏の教本をお勧めする。ポール・ギャリコとかいう人間が勝手に人語に訳して本にしているが、こちらは誤訳だらけで、猫ならではのジョークがまったく反映されていない!)

北の商店に近づくと、やはり人間共が襲ってくる。だが、何か様子がおかしい。どう見ても動きが人間のそれではない。そもそも頭が(物理的に)欠けている。
どう見ても死んで腐敗しきっているというのに、平然とこちらへ向かってくる。死体がもう一度中途半端に蘇えったとしか言えない状況だ。
此処の所テロだ暴動だ戦争だと物騒な事続きで少なからず死人が出ているのは知っていたが、まさかこのような現象が起こりうるとは!まるで映画やゲームの世界だ!
なぜこのような現象が起こっているのかは不明だが、おおかた死者の大量移入に沸いたあの世の役人が税金やら何やらを大幅に吊り上げたため、逝きあぶれた死者たちの魂が戻って来たのだろう。
どこまでいってもばかなやつら!

もう死んでいるなら遠慮はせぬ。どのみち、人間共とは戦う必要があるのだ。
とは言っても、無為無策のまま戦うほど我輩は馬鹿ではない。かといって、むやみに策をめぐらす必要も無い。
『ダメージを受けずにダメージを与える』。戦闘で気をつけるべきはこれだけだ。
なに、当たり前だって?いやいや、戦い慣れないうちは案外難しいものだ。
たとえば、戦い慣れていない者が平地で敵と立ち向かうとする。さあ、相手から攻撃されずに、確実に攻撃するチャンスが何回ある?答えはゼロだ。
このまま戦い続けても勝てなくはないが、その際受けるダメージはあなたを疲弊させ、ついには命を奪うだろう!
ならばどうすればよいか?これもまた単純、相手より素早く攻撃すればよい。
おっと、我輩の事をペテン師呼ばわりするのはまだ早い。今のは単なる戯言では決して無い。自分が速く行動するのではなく、発想を転換させて…そう、相手を遅くすればよい!
相手と自分が同じ速度であったとしても、相手を足止めする事ができれば、そのぶん確実に攻撃できる。たとえ確実に攻撃するチャンスが一度だけであっても、その状況を繰り返せば無傷で相手を倒すなど容易い事だ!
茂み、柵、窓枠に車、相手の行動を阻害する物は沢山ある。何がどれだけ足止めの効果があるかはよく観察すれば見えてくるはずだ。

一度優位な状況に立ったとしても、いつまでもその状況に甘んじてはいけない。攻撃だけではなく、時には引くことも肝要だ。
上の図は我輩が相手を車内に誘い込んだ所である。このまま車外で待機しておれば顔を出した所を一気に叩けるが、ヤツはなんというか…タフそうだ!
引かずにただ攻撃するだけでは倒しきれず、いすれは攻撃を受けてしまう。そんな時は頃合いを見て退却し、次の障害物まで誘導するとよい。
上図の状況だと、早目に攻撃の手を止めて反対側に回り込み、相手を常に車内に封じ込めるのがベストだろう。狭い範囲で戦うことを心がければ、逃げた先に敵がいた、なんて事も防げるはずだ。
そうそう、ただ待機するのと実際に攻撃するのは少々勝手が違う。服の動きやすさ、武器の小回り、体調、その他様々な要因が戦闘時に影響しあう。
四倍速いはずなのに二回しか攻撃できない、などという事も多々ある。戦い慣れぬ諸子達はあまり欲張ろうとせず、少しずつ攻撃して感覚をつかむとよいだろう。

そうそう、どうやら彼奴らには再生能力が有るようだ。そのまま放っておくと、一日も経てば復活してしまう。
刃物で四肢を切断するか、ひき肉になるまで叩き潰すとよかろう。
しかしまあ、たとえ人間とはいえ死に様を見せ付けられるのはあまりいい気分じゃない。
できれば血を流さずきれいに死んでもらいたいね。

うまく人間の家に近づけても、すぐさま侵入しようとせぬほうがよい。
家の中に人間が隠れていたり、あなたが家の中に居る事を外の人間共に見られる可能性があるからだ。
その対策として、侵入する前に壁を軽く叩いてみるとよい。何か反応する音が聞こえたら十分注意すること。
次に、家の向かい側に人間共の大群がいないかどうかを確認。仮に見つかったとしても、家の中に居るときに襲われるよりかは対処がし易いはずだ。
安全そうであれば、ドアをこじ開けるなり窓を割るなり(その場合はガラス破片の後片付けを忘れぬこと)、好きな方法で侵入するとよい。
すべての部屋の窓を閉めて外から見られぬようにすれば、その家はもうあなたのものだ!

3.旅に出る

そんなわけで、人間共の村を占拠する事に成功した。いや、もう人間では無いな。これからはやつらをゾンビと呼ぼう。昔見た人間の映画ではそんな呼び名だった。
それにしてもまあ、フィクションがノンフィクションになり、その呼称を我々猫によって使われるとはなんという皮肉だろうか!

使えそうな物を村中からかき集めた。道具類はともかく、食糧不足が深刻だ。特に飲料が全くと言っていいほど無い。早い所他の町を見つけなければ干物になってしまう。
しかし何処に町があるかも知らぬのに、テクテク歩いて探すわけにもいくまい。さて、どうするか…


おお、なんたる僥倖!ラジオ塔の北側で、まだ動く車を発見した!車体はともかく、タイヤ、エンジン、それとハンドルさえ無事なら動かせる。ガソリンとバッテリーが無いが、そんなものはどうにでもなる。
民家の冷蔵庫を壊し、手に入れたゴムホースを使って他の車からガソリンを拝借する。なけなしの電池で車のバッテリーを充電する。600程度の電力でも、エンジンを動かすだけなら十分事足りる。
荷物を荷台に積み、さあ出発だ!…さて、どうやってエンジンペダルを踏もうか?


……
………

どうやら最近の車にはペダルを踏まなくとも一定の速度で走ってくれる機能が搭載されているらしい。はいてくってヤツだ。
村の北側を重点的に調べるが、どの道も別の町には続いていない。


東側に続く道は地雷とスクラップによって封鎖されていた。森林に囲まれているため、迂回して進むこともできない。
近くに軍隊の死体が落ちている所を見ると、車両が地雷にでも引っかかったのか?まったく迷惑な話だ!
我輩にピッタリの軍用服が一揃い落ちていたので着用する。彼らはきっとarmy catsの部下だったに違いない。


鬱蒼と広がる南の森林地帯を抜けた先には河があった。川向には町があるかもしれない。橋を渡っていると…危ない、放置車両だ!咄嗟にハンドブレーキを引き、事なきを得る。
車の停め方から見ても、どうやら意図的に橋を封鎖しているようだ。…ということは、この先に生存者のいる町がある可能性が高い。幸い、今の車で通れない幅ではない。進もう。


ああ、もう日が沈んでしまった。ヘッドライトを点け、微かな光で夜道を照らしながら先を急ぐ。
もうすぐだ、もうすぐ町に着く。そうすれば食料と寝床がたっぷりあるんだ。まだか、まだ着かないのか?
いや、見えてきたぞ!
あれは…






うそやん。


~~二日目~~

車内で夜を明かし、村の西側を探索しに戻る。そろそろガソリンの残量が心配だ。
それにしてもこの辺りは何処まで行っても森林地帯ばかりで、村どころか建造物すらろくに見当たらない。
このまま西側にも町が無かったらどうしてくれよう、いっそ完全に野生に戻ってしまおうか。

ん?あれは…

mansionだーっ!ゾンビ達が出てきたが、久しぶりに出会えて逆に嬉しくなってきたぞ。
酸の雨も降り出してきたことだし、食料品の確保ついでに調査といこう。

このマンションにはプールが備え付けられていた。これで飲料水に困る心配は無さそうだ。

不安定な地形を難なく動ける者にとっては、例えば長テーブルのような、こういった地形は格好の戦い場所だ。
なにせ常に相手より素早く立ち回れるのだ、一発殴って一歩引くを繰り返すだけで、面白い様に相手を倒す事ができる。

ドアを開けた先でゾンビの大群と遭遇し、あわてて逃げる我輩の図。
…これは諸子達に危険の例を紹介するためであって、決して我輩が油断していたわけではない。違うからな?勘違いするなよ!?


……
………

そんなわけで、このマンションに潜むゾンビ共はすべて排除した。それなりに数が居たが、すべてノーマルなゾンビだったため、さしたる苦労もしなかった。
さて、このまま此処を拠点にしてもよいのだが、生憎まだまだ足りない物はたんとある。
特に熱源の確保ができていないため、このままでは生肉と生水だけで細々と暮らす羽目になる。そんなのは真平御免だ!
道具屋どころか未だ町が何処に在るかもわからぬこの状況で、ここに居を構える馬鹿が何処にいる?
それに、このマンションは四方を森に囲まれており、建物の殆どがガラス張りときた。防衛に疲れて寝こけている間にがぶりとやられるのが落ちだろう。
というわけで、今一度旅に出るとしよう。さらば、暖かい寝床と天井よ。


マンション横の道を北上したが、この先もやはり行き止まりだ。
平地を挟んだ向かい側にガソリンスタンドを発見。よし、行ってみるか。


特に何事もなく到着。これで燃料を心配する必要は無くなった。
ガソリンスタンド内は食料品がいくつかあるだけで、特筆すべき物は特に無い。
あるとすれば、refillable lighterがあったくらいか。どのみち我輩には扱えぬ。


確証も無いまま、ただひたすらに北を目指す。
最初の村を出てはや三日、そろそろと日が暗くなり始め、もうすぐ四日が経とうとしている。
ひょっとしたらこの辺りは何かの実験場で、人間の住処といったらあの村だけなのではないか?
…そんな馬鹿げた考えが頭をよぎっては消えていく。
ああ、ついに幻覚まで見え始めた、遠くに町影が見える。
近づいた所で、どうせ…い、いや、あれは本物なのか!?

オーオオォッ!町だッ!

4.危険から身を守るには


~~四日目~~

町に入ってすぐ右手の家を仮拠点とする事にした。当然周囲にはゾンビ共がいたが、そう数が多いわけでもない。さしたる問題も無く掃討完了。

拠点のすぐ横手で死んでいた科学者達がUPSを所持していた。
たしか以前出会った(在った、と言ったほうが正しいか?)軍隊からLACP laser pistolなる銃を譲り受けたはずだ。
我輩だって銃の心得はある。強敵に立ち向かう際に役立ってくれるだろう。硝煙臭くないのもすばらしい。
なに、猫がどうやって銃を撃つのかって?伏せて両手が自由になれば撃つことぐらいできるさ。
それとteleporterなる道具も一緒に拾ったのだが…これまたどういう理屈で動いているのだ?
(放射能マークがでかでかと描かれている所を見ると、少なくとも碌な理屈ではなさそうだが)
そういえば、我輩とは旧知の仲であるディスプレイス君は、これまた彼の仇敵であるブリンクなる犬が人間達に技術をリークしたのだろう、などと言っておったな。
彼には悪いが、正直我輩にはその噂は信じられんね。だいたい、犬共がこの機械を操れるはずがないじゃないか!

ちょちょいと町を探索。hardware storeでhot plateを発見。これで第一目標はクリアだ。
ついでにsporting goods storeでentrenching toolをゲット。これ一つで切る掘る叩くができる優れものだ。重さが0.6と我輩でも扱いやすいのもグッド。

さて、拠点周りのゾンビ共は一掃したが、まだ安全になった訳ではない。
(元)人間が居なくなった今がチャンスとばかりに、縄張りを求めた野生動物達がわんさと町へやって来るからだ。
文字通り寝首を掻かれぬためにも、最低限でいいから拠点の防御を固めておくべきである。
とはいえ、ノラ暮らしの経験が浅くて、何をすれば良いのか、どうやって防衛すればよいか分からない…という方もいらっしゃることだろう。
そんな諸子達のために、我輩がオススメする幾つかの防衛法を記しておく。

穴を掘る

単純にして明快、一番手軽で効果抜群、それが落とし穴だ。
ただ穴を掘っただけじゃないか、と考えるなかれ、その単純さが利点に繋がるのだ。
たいていの事にも言えるが、防衛の一番のネックは、その建築と維持にかかるコストである。
たとえば、3×3マスの土地を囲むようにぐるりと塀を作るとする。
1マスは出入り口用に空けておくとしても、これっぽっちの土地を囲むだけで15マス分の資材が必要になる。しかも襲撃を受けて破壊されれば建て直しだ。
暮らしが充実して資材が余りあるならともかく、建築道具も資材も足りない初期状態の拠点ではだいぶ辛いものがある。
だが、穴を掘るために必要なのはその為の道具だけだ。3×3が5×5だろうと10×10だろうと、必要なのは時間とショベル一本だけだ。
穴の上にtwo by fourを渡せば、簡易的な橋になる。渡った後に板を外せば、完全にプライベートな拠点の完成だ!
出入りの際の架け外しを疎ましく思わなければ、目を放した隙に拠点に侵入されていた…なんて事を防げるはずだ。
穴の底に槍やトラバサミを仕込むことで防衛力を簡単に上げられるのも強みだ。窓の外に作っておけば、酸性雨から逃げてきた熊が窓を突き破って侵入してくる事を心配をする必要は無くなる。
地面でないと穴を掘れない点が唯一の欠点だが、そんな事は百も承知だろう?
そうそう、穴の中で燃やす火は火の粉が飛び散りにくいため延焼を抑えやすい。brazer等が確保できていなければ、試して見るのも一興だろう。
(猫だけで火遊びをしないこと。必ず下僕を同伴すること。当然下僕にやらせること。我々には火は恐ろしすぎる!ブルル!)

罠を仕掛ける

罠を作るにはいくつか資材が必要で、その効果も罠によって様々だ。制約も多いが、上手く使えば防衛の際に最大のポテンシャルを発揮する。
序盤でも作りやすく、扱いも単純な罠をいくつか挙げておく。
  1. nailboard trap:特別な罠の知識が無くても作れる、一番簡単な罠だ。釘、板、石だけで作れるため、非常にお手軽だ。
    ただ、その威力もお手軽で、相手をこの罠にかけたとしてもかすり傷程度しか与えられない。足止め効果もあるが微々たる物。
    かさ張るので頻繁に持ち歩くわけにもいかない。数で勝負、といった所か。
  2. caltrop:いわゆるまきびしだ。持ち運びやすくなったnailboard trapという感じだ。トラップ地帯でたまに仕掛けられているので暇を見て回収するとよいだろう。
    上手く使いこなせれば、これであなたはninja catsの仲間入りだ!ニンジャー!
  3. bear trap:mechanicsの知識があれば作ることができる。材料はscrap metalとspringだ。どちらも手に入りやすくお手頃、ダメージも足止め効果もなかなかだ。
    一度作動すると外れてしまうが、アイテムとして残るのでいくらでも仕掛けなおす事ができる。解除に失敗する可能性があるので気をつけること。解除するくらいなら使ってしまおう。
    なに、springが見つからないって?いらない車のseatを外して解体してみるといい。
  4. light/heavy snare:漫画なんかでよく見る、足を引っ掛けるとびよーんとなって木にぶらーんとなるアレだな。作るにはsurvivalの知識が必要になるだろう。heavy stickと糸紐、もしくは長ロープだけで作れる。
    作動した後はsnare kitと紐に戻るので作り直しも簡単だ。なに、長ロープは作りにくいって?車からseatbeltを取り外してごらん。
    木の近くでないと仕掛けられないが、その効果は抜群だ。憎たらしい野生動物も恐ろしいゾンビ共も、この罠にかかればただのサンドバッグだ!
    あくまで足を引っ掛けただけなので、迂闊に近づくと噛み付かれたり引っ掻かれたりする。当たり前だが。捕らえた相手は遠距離攻撃のマトにしてやろう。

壁を作る

壁の建設については、あまり込み入った解説はしない。それほど複雑な事でもないからな。(壁に壁以外の使い道があるのなら、ぜひ教えてほしいね!)
木を切って、建てる。それだけだ。
幾つか注意点を纏めると、log wallとpalisade wallは建設予定地にpitを掘る必要がある。穴掘りを含め、壁は数ステップに分けて建築する(palisadeは一度に壁を作れる)。こんな所か。
palisade wallは視線を遮らない。log wallとpalisade wallは普通のwallと違い、敵共が破壊しようとする。建築にかかるコスト、規模、用途、自分の好み等と相談して建築するとよかろう。

そうそう、palisade gateと rope & pulley systemの解説を忘れていた!こいつはなかなか興味深いシロモノだ。
一言で言えばシャッターとそのスイッチな訳だが、(地面であれば)自由に建築可能な所に無限の可能性がある。
ゲートとスイッチを上図のように、palisade wallを挟んで設置する事で門を開閉する事ができる。一つのスイッチで複数のゲートを動かすことも可能だ。
素晴らしき建築センスを持つ諸氏らならば、ドワーフのごとく素晴らしい要塞を作りあげてくれる事だろう! そしたら参考にしよう… ゲフン!

車で壁を作る

本来の使い方ではないが、車のパーツを使って壁を作る事もできる。
通常の建造物より自由な作り方ができ、部位ごとに修理も可能だ。
エンジンを取り付ければ、拠点を移動する際に一緒に移動できて便利…かもしれない。

ここまでくれば、もう拠点の防衛は完璧だ。
さてさて、いよいよ奴等と立ち向かう時が来た。
この地にもう人はいらぬ。死にぞこないはもっといらぬ。
手始めにこの町を占領し、我が覇道の礎としてくれよう!

5.危険な敵の対処法

我々の毛色が猫それぞれなのと同じで、我々に襲い来る者共にも様々な特徴を持った者がいる。(我々の毛色の組み合わせほど多くはないが)
特徴が違えば対処方法も違う。そんな様々な敵共の対処法を、我輩が知りえた範囲で書き記しておく。
なお、我輩は近接攻撃が好みのため、内容もそれ寄りになっている。あしからず。
申し訳ないが、遠距離攻撃を得意とする諸氏らは自分なりの戦い方を編み出してみてほしい。これもまた経験だ。(そして良いものを共有しよう!)

  • Pillardancing (柱ダンス)
この戦い方に聞き覚えの無い諸子がおれば、目の前のパソコンでググってみるとよい。
これは古来より伝わる、ローグライクゲームのテンプレ的戦い方だ。
このCataclysmでも例外ではない。なにせ大抵のゾンビは我々より遅く、障害物もタップリ… うっ、頭が!…
むむ、またおかしな事を勝手に書いてしまった。諸君、気にしないでくれたまえ。

野生動物

もしも諸氏がまだ人間の下僕を連れているなら、野生動物のあしらい方はとても簡単だ。
我々が本能的に火を忌避するように、他の野生動物たちも火を嫌う。
ゾンビ熊のような、頭が腐ってしまったようなヤツでもこの本能は絶対のようだ。
焚き火をしたり松明に火を点けて、相手が怯んでいるうちに逃げるなり倒すなりするとよい。
――そしてこれは大事な事だが、火が点いても決して騒がぬよう。目を泳がせたり、毛を逆立ててはいけない。
忠実な下僕への威厳を保ちたければ、顔でも洗う振りして目を閉じていたまえ!

遠距離型

boomer、spitter、shocker等のゾンビは酸や電気といった物を飛ばして攻撃してくる。
飛ばしてくる物によって効果は違うが、その対処法は意外にも似通っている。
遠距離型のゾンビには三つの特徴がある。まず、遮蔽物があると対象が見えていても撃とうとしない。
上の図はspitter zombieと対峙する我輩である。
通常、この距離まで詰められれば酸の一つや二つは飛んでくるはずだ。
だが、ドアによって射線が遮られているため、彼奴は酸を撃てずにふらふらとドアの傍までやってくる。
このまま待機していればやがてドアを打ち破って酸を飛ばしてくるだろう。しかし、迂闊にドアを開けて襲い掛かればたちまち酸の餌食だ。
ではどうするか?ここで二つ目の特徴、彼奴らの攻撃は障害物に当てると無効化できる、という特徴を利用する。
まずは下の図を見てほしい。
おわかりいただけただろうか?確かに酸が飛ばされたはずだが、その酸は車体に当たったきりだ。
彼奴の酸は目標地点に酸を撒き散らす筈だが、その効果も起こらない。
たとえこれがboomerであっても、shockerであっても、同じように無効化できる。(shockerの場合は少々スパークが飛ぶが、直撃ダメージを受ける事はない!)
彼奴らの狙いは決して正確ではない。真っ直ぐ真正面にいるならともかく、斜め方向の攻撃はだいぶ甘い(気がする)。
だからこのように、斜線に障害物を挟んだり、窓枠等の狭い隙間の傍に立っていれば、しばしば攻撃を防ぐことができる。
先程の車内の状況に戻ろう。彼奴がドアの前まで来たら、斜めに位置取ってドアを開けてやろう。
遠距離攻撃を溜めに溜めて勇み足を踏んだ相手は、攻撃をあなたではなく障害物にぶちまけるはずだ!
三つ目の特徴?一度飛ばしたらしばらく遠距離攻撃できないという事だ!さあ、彼奴を叩きのめしてやれ!

スピード型

zombie dog等の敵は我々より素早いが、その体力はたいてい低めだ。
茂みにでも誘い込んで叩けばすぐ倒せるだろうが、生憎倒しきれる自信が無い、という諸氏達も居ることだろう。
そんな時は、罠を有効に活用するとよい。トラバサミやスネアトラップで相手の長所を潰せば、後はただの雑魚だ!
公園などにあるワイヤーフェンスが近くにあれば、よじ登って向かい側に対峙するとよい。ゾンビ共にはフェンスをよじ登る知恵は無い。
後は逃げるなり遠距離攻撃で倒すなりお好きにどうぞ!(フェンスが壊れたらどうするかって?…まあ、頑張ってくれたまえ。)
問題はferal hunter等の飛び跳ねる敵だ。彼奴らは障害物もトラップもお構い無しに飛び越えてくる。
攻撃してくると思ったら飛び跳ねて距離を取る事もあるので意外とアッサリ倒せる事もあるが、やはり気味の良いものではない。
彼奴らは壁を越える事はできないので、家や車を上手く使い、戦いやすい位置に誘導する戦法がベストだろう。

耐性持ち

tough zombie、fat zombie等の大柄で肉のついた奴等は打撃に耐性がある。
逆に、skeleton、zombie soldier等の硬い奴等は斬撃や銃弾に非常に耐性がある。
アーマー貫通(AP)が高い武器で攻撃する、武器を持ち替える等いろいろ対処法はあるが、
火、酸、罠などの耐性を無視してダメージを与えられる方法で倒すのが一番手っ取り早いだろう。
ただし、飛んでいて罠にかからない敵や、火や酸に耐性がある敵も存在する。大体は見た目で判るだろうが、気に止めておく事。
また、クリティカル攻撃は相手の耐性を無視してダメージを与える。一撃で相手の頭をぶち抜ける自信があればやってみたまえ!

特殊型

smoker zombieは煙による攻撃(?)を得意とする。火の気が無いはずの所に煙が充満していたら、そいつがそうだ。
彼奴は自身の煙で視界が遮られているため、此方に気がつく事はまず無い。
しかし一度此方に気がつくとzombie dogもかくや、という速度で迫ってくる。付近では無闇に音を立てないように。
彼奴はgas maskやfilter mask等の煙を防ぐ装備をしておれば普通のゾンビ以下だが、生憎猫用の防煙マスクなんて物は中々手に入らない。
そんな時は気がつかれない程度に近づいて、molotovやpipe bomb等の爆発物を投げつけるべし!体力はさほどでもないので、1~2発投げるだけで倒せるだろう。
爆発範囲があるので、少々狙いがぶれても倒しやすいぞ。
罠があれば、音でおびき寄せて罠にかけるという手もある。くれぐれも自分の方におびき寄せぬよう!
密閉した車で勢いよく轢き殺すのもよいが…煙の先に何があるか分からぬのなら止めておくのが懸命だろうね。

勝ち目が無いほど強大な敵

世界は広い。我々が束になってかかっても勝てない相手などいくらでもいる。
よいかね?逃げる事は恥ではない。生き残ることが最優先だ。
相手の強さをわきまえず、無闇に戦う者は愚か者だ。そんなものは勇敢とは言わない、無謀だ。
とはいえ、時として立ち向かわなければならぬ事もあるだろう。そんな諸氏達に我輩が出来る事といったら、拙い知識を伝える事ぐらいしかできぬ。
ここで挙げる敵は、自らが持つ無数の道具、作戦、知識、経験、ありとあらゆるものを総動員して挑むべき相手だ。
――くれぐれも、用心したまえ。

  • zombie hulk
zombie hulkはゾンビ達の中で最も強く最も危険な輩だ。未熟なうちに彼奴と出会ったならば、それは死刑宣告と同義だろう!
ドラム缶ほどもある腕、普通のゾンビの五倍はあろうかという体力、ゾンビ犬並みに素早い動き、拳も弾も跳ね返す強靭な肉体!
…だが、決して倒せぬ相手ではない!
彼奴に立ち向かう際には強力な重火器と可能な限り強化された車が助けになるだろう。
いくら彼奴といえど、車より速く走る事はできない。開けた場所で引きながら撃てば、想像していたよりアッサリ倒せてしまうかもしれない。
車を使い潰す覚悟があるなら、トラック等の大型車で勢いよく突っ込んでもよかろう。いくらzombie hulkといえど、こいつを喰らえばペシャンコだ!
落とし穴や罠を大量に用意して誘い込むのも手だが、彼奴は地形を破壊する事ができる。腕の一振りで、家の壁なぞ発泡スチロールのように粉微塵だ。基本的に逃げや守りの策は愚策と思うように。
…なに?素手で倒したいだって!!?うーむ、不可能ではないが…
幾つかある武術の中には相手をスタンさせる技が存在する。スタン状態の敵は移動方向がめちゃくちゃになり、クリティカルを受けやすくなる。
だいぶ上手い位置取りをして、運よく襲われることなくクリティカルを連発すれば倒せるだろうね。
我輩も出来なくはなさそうだが…止めておく事にしよう。まだひき肉にはなりたくないからな!

  • triffid
triffidは植物型の敵だ。数の暴力という言葉を知りたいなら、彼奴らに会いに行くとよいだろう!
トリフィド達の最大の武器は植物特有の増殖速度と地形破壊だ。(彼らにとっては理想の縄張りを作り上げているだけに過ぎないのだろうが)
特にtriffid queenは異常な速度で周囲の植物を生育させ、へたな壁より頑丈な木で自らを守っている。
もしもあなたの町の近くにトリフィドの縄張りがあるのなら、一挙に叩き潰すか、さもなくば一切近寄らないほうがよい。
下手に手を出してあなたの町がトリフィドクイーンに知られてしまえば、町はたちまちジャングルと化し、あなたの家はトリフィド達の凱旋門にされてしまうだろう!
トリフィド達は打撃攻撃に耐性があるが、斬撃や銃撃には耐性が無い。また、所詮植物なので火にも弱い。
シシケバブ等の炎を纏う武器はトリフィド狩りに最適だ!(ただし我々にも効果覿面だが)
山火事を起こしたくなければ、tear gas等の毒ガスを使うとよい。彼奴らは呼吸しているため、こういった武器もまたよく効く。
…最後に大事な事を言っておく。
トリフィドクイーンを倒してもトリフィド達は全滅しない。
苦労してクイーンを倒した所で、すぐに新しいクイーンが選ばれ、再び侵攻が始まるだけだ。
ならばどうすればよいのか?我輩も全滅させた経験が無いため詳しい事はわからぬが…
クイーンが居るのなら、ひょっとしたらキングも居るのではないか?
彼奴らの本拠地はジャングルの奥地にあると聞く。トリフィドの侵攻に悩まされているのなら、一縷の望みを賭けて探して見るのもいいかもしれん。

  • fungal
トリフィドが数の暴力なら、fungalには真綿で首を絞められるような恐ろしさがある。
ファンガルとは何かって?簡単に言うとキノコのような菌類だ。
彼奴らを恐れる理由はただ一つ。非常に…そう、まるっきりばかげた速度で増殖するのだ。トリフィドが可愛く見える位に。
彼奴らはsporeという胞子から成長する。この胞子は片手で握りつぶせるくらい弱く、ただふわふわと漂っているだけだ。
しかし、暫くするとこの胞子はfungaloidというキノコ人間の幼体に成長する。
幼体が成長すると成体となり、この成体は生きている限りsporeを生成し続ける。倒してもsporeをばら撒くオマケ付きだ。
更に厄介な事に、この菌糸は他の生物に寄生する。寄生された昆虫やゾンビはキノコの意のままに動き、その養分を利用して、キノコ人間よりはるかに速い速度で胞子をばら撒き続ける。
もちろんあなたも寄生される事がある。この病気は通常の市販薬では治らない。fungicideかroyal jellyを使用するとよいだろう。(これらの薬は大抵研究ラボ内で見つかる。)
fungal達の親玉はfungal spireというキノコの化け物みたいなヤツだ。
彼奴は異常な速度で菌糸の壁を生成するし、この壁も異常な速度で胞子を噴出するときた!
…そして、彼奴らの恐ろしさは親玉を倒した後にある。
ファンガル達は親玉を倒しても全滅しない。そして、トリフィドのような真の親玉も存在しない。
つまり、ファンガルを一掃する為には胞子を一個一個ちまちま潰す必要がある、という事だ。
胞子がばら撒かれた都市を、潰し残しが無いように、増殖スピードに負けないように掃除しなければならない。
一粒でも胞子を残そうものならやり直しだ。森の奥へ胞子が飛んでいったりするともうわからない。
…我輩が真綿で首を絞められるような恐ろしさ、と表現した理由がおわかりいただけたかな?
ファンガルの弱点はトリフィドと同じく火と毒ガスだが、それでも気休めにしかならないだろう。
正直に言って、掃討するには隠れ場所を封鎖しながら酸の雨が降る事を祈るくらいしか思いつかない。
もしも大都市がファンガル達の侵攻にあったなら、その都市を放棄する事も一つの手かもしれない。

  • 狂気
――もしもあなたが、この世では到底起こり得ない現象や存在に出会ってしまったら、以下の三つを徹底せよ。
  1. 目を合わせるな!
  2. 手を出すな!
  3. 回れ右して、逃げろ!
あれが何だったのか、などと考えなくてよろしい。
あの存在から離れて、綺麗さっぱり忘れて、そこそこ平穏に暮らす。それが一番だろう?
…君のためにも。

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説明が長ったらしくなってしまったが、これだけ情報があれば戦い方はバッチリだろう!
丁度我輩も町を占領し終えた所だ。ダイジェスト形式でちょこっと紹介しよう。

家の中にarmy zombieとchild zombie。
これだけで小説ひとつ書けそうなくらい壮大なドラマを感じる。

boy shortsとpantiesを大量に所持している科学者の死体。
…何を研究していたのかは分からないが、少なくとも腐敗に関する研究だということは判別できる。

家の外に設置されたトイレ。しかも三つ並んで。
ついていけない。

町の北にはhotelが建っていた。門構えは申し分ないが、我輩の自宅にするにはちょいと部屋が狭すぎるな。

ねんがんの kitchen unitを てにいれたぞ!
これは車体パーツで、車のバッテリーを使って調理ができる優れものだ!
たまに肉を焼く程度の電力なら走っていれば勝手にチャージされるし、
このようにソーラーパネルとバッテリーを増設すれば使いたい放題だ!
このキッチンユニットはキャンピングカーや、まれに公園等にある屋台ワゴンの中に積んである。
便利だが非常に壊れやすいので、運転の際はやさしく扱ってやろう。
こいつで拠点前にソーラー付き料理ワゴンを建設してしまうのも手だ。ライターが必要無くなるくらい便利だぞ。
最近はduct tapeで車のパーツを増設できるようになった。我輩のように火を使用しないロールプレイヤーにも優しい仕様だ。
一回につき100テープと少々お高めだが、序盤でも車が作れるのはありがたい。
…ん?よく考えるとテープで建設できるなんて、当たり前の話じゃ…ううっ、頭が!

町の全体図。思ったより小さめの町だったが、必要な物資はほぼすべて回収できた。
地下鉄は別の町に繋がっていそうだが、歩いて行けそうな距離ではなかったので引き返してきた。そうそう、gasoline lumpが落ちていたぞ。
北東の洞窟にはratの群れがいたが、すぐに狩り尽くしてしまった。つまらん。

millitary ID cardを拾ったので、町の西にある軍の倉庫に行ってみる。
ワイヤーフェンスで囲まれているが、bolt cutterがあればへでもない。体重をかけてジョキジョキ。
コンソールにIDカードを挿し込むと扉が開いた。…はて、硝煙と鉛弾の歓迎を覚悟していたが、別段そんな事は無かったな?
倉庫の中には軍用品が山積みだ!…むむ、中でもIDカードが必要なのか。困ったな、入り口に使ったのと合わせて二枚しか持ってないぞ。
考えた結果、爆発物がギッシリ詰まった部屋を開錠する事に。よしよし、これだけC4があれば…

この町へ来る道中で見かけたFEMA campに立ち寄る。
FEMAとはアメリカ合衆国連邦緊急事態管理庁(Federal Emergency Management Agency of the United States)の略称だ。
つまり、ここは災害対策の前線基地&難民救助キャンプだ。そこにゾンビ共が居るという事は…まあ、つまりそういう事なのだろう。
このキャンプにいるゾンビ共は殆どがarmy zombieかzombie scientistだ。
銃やCBMが欲しいのならここへ来るとよいだろう。
ここは拠点にするにはちと向かない。難民用と思われるベッドが沢山あるが、ここのテントは攻撃されるとすぐ裂けてしまうからだ。

6.引退


~~夏 一日目(あれから十五日)~~

第二の町を後にし、最初の村へ帰ってきた。やはりこの村は落ち着く。
下僕が帰ってきてはいないか確認してみたが、何の手がかりも残されてはいなかった。主人を心配させるとは駄目な下僕だ、まったく!
…研究所へ行ってみるか。我が旧友の手がかりが掴めるやもしれん。…ついでに下僕もな。

研究所の階段を降りると、zombie bluteが檻の中からお出迎え。相も変わらず小憎らしい顔だ。
此処に居た頃には彼奴の事を実験用のゴリラか何かだろうと思っていたが…
今の状況下では、彼奴が何者なのかようく分かる。知りたくなかったくらいに。
つまり何かのトラブルで、この原因が外に漏れ出したわけだ。
…どうして人間というヤツはこうも馬鹿な事を繰り返すのだろうねぇ?
研究ってのは石炭袋に隠されたダイヤを見つけるようなものだ。手に入れるには手を汚さなければならない時もある。
でも、どんな猫でさえ石炭袋に顔を突っ込むのは危ないと分かっているのに、人間というヤツは袋ごとひっくり返してぶちまけちまうんだから!
自分自身が汚れるならかまわんが、汚れを周囲に撒き散らさないでほしいね!

道中、CBMがタップリ詰まった強化ガラスケースを発見した。
おそらく隣のコンソールから開錠するのだろうが、生憎我輩は猫ゆえ人間の文字はサッパリわからん。そこで…

Ka-BooM!

うむ、やはりC4の威力は凄まじいな。強化ガラスが一発で粉微塵だ。…少々やりすぎたか?
どうやらCBMは壊れていないらしい。よかった。とはいえ、コイツを使えるようになるにはまだまだ時間がかかりそうだ。

(アカン)

研究所の最奥部で武器庫を発見。防衛ロボットが数体配置されていたが、EMPグレネードの前ではただの鉄クズだ!
最新鋭の武器を保管していたようだが、うーん、正直微妙…

研究所内で得た戦利品の一覧。
たしか猫の変異薬は下僕の研究テーマだったな。これが此処にあるという事は、此処には立ち寄らなかった訳だ。
こいつを猫である我輩が飲んだらどうなるのだ?…いや、なんだか恐ろしいから止めておこう。



――あれから我輩は各地を旅してきた。
ある時は巨大アリの巣で女王アリと対峙し、またある時は闇に満ちた鉱山の謎を解き明かした。
波乱万丈!毎日が息をつかせぬ、スリルに満ちた日々だった。
周りの猫達からは一目も二目も置かれていたものだ。
だが、いつしか我輩はそんな日々に嫌気が差し、腰を落ち着けたいと考えるようになっていた。
猫の猫による猫のための町を創る。それが我輩の最後の仕事だ。


……
………

こうして、遂に猫の町が完成した。
元々我輩のいた村を改装しただけなのでかなり簡素だが、猫類にとっては大きな一歩だ。

町の北側に畑を作った。今はまだわずかな種を撒いただけだが、数年もすれば畑一杯に実っている事だろう。

元レストランは公共の食事所となった。バッテリー付きのキッチンユニットが置いてあるので、いつでも調理ができるぞ。

店の一つは合同の簡易宿泊所に改築した。この町を訪ねた猫達が寝床に困る心配は無いわけだ。
それにしても、自分で作っておいて何だが、少し…いや、だいぶ狭いな…まだまだ改善の余地ありだな。

もちろん防衛も疎かにはしていない。町をぐるりと塀で取り囲み、主要な道路はゲートによって封鎖した。
ゲートは中にいる者にしか開けられないという寸法だ。このくらいやらねば、ひ弱な我々はこの先生きのこれぬからな。

そんなわけで、この物語はこれでおしまい。
今後我輩にもこの町にも様々な出来事が起こるわけだが、ここで筆を置く事にしよう。
なぜって、これは君達のためのガイドブックであって、我輩の日記帳ではないからね!

"人間でもわかるサバイバル・ガイド"
"著 Coeurl"



災厄から十数年、ひとり、またひとりと集まりだした生存者達の群れはいつしか数百人規模に膨れ上がり、
すべてが崩壊した、かつてアメリカと呼ばれていたこの地に新たなコミュニティを作り上げていた。
ラジオ塔がかすかに放つ電波を頼りに旅する生き残りの開拓者達は、ある日Vogt市の山奥で奇妙な町を発見する。
cats 101と名付けられたその町は、高度な知能を有する猫達によって完全に管理、統率されていた。
ある者は実験場から逃げ出した実験動物の子孫だろうと噂した。またある者は放射線による変異が原因だろうと噂した。
別次元の存在がたわむれに作り出したのだろうと言う者もいたが、荒唐無稽すぎて耳を貸す者は一人もいなかった。
様々な説が浮かんでは消えていったが、その過去は深い謎に包まれており、いかなる人であろうと猫であろうと、その真実を知る者はいない。
――この町を作り上げた、とびっきり奇妙な猫を除いては。