リプレイ:あるハンターの手記

サバイバル1日目

今、避難シェルターでこれを書いている。
こんな事でもしなければ気がおかしくなってしまいそうだ。
一体何が起こった?
突然「奴ら」が現れ、人を襲い、食い始めた。
最初は「宇宙戦争」のような、少々悪趣味なジョークだと思っていた。
だが、これは現実だった。「世界の終わり」が始まっていた。
軍隊の誘導に従い、なんとかこのシェルターへと逃げ延びる事はできた。
しかしろくな管理がされていなかったのだろう、避難民全員分の物資が用意されていなかったのだ。
すぐに物資は底を尽き、生存者達はシェルターを出て行った。
誰も帰って来なかった。

避難してから5日。もうここには私しか残っていない。
ハンターとして生活していた私は、シェルター付近の動物を狩ってなんとか食い繋いできた。
狩り、食べ、寝るだけの生活。助けも来ないだろう。動物も減ってきた。
もう限界だ。
ここを出て、街へ向かう。私はまだ死にたくない…

街はシェルターの南西にある。
シェルターのベンチを壊し、武器にするネイルボードを作成。
地下に残されていたバックパックも背負い出発した。
道中で石を拾っていく。こんな物でも投げれば武器になる。

しばらく南に進むと、「奴ら」…ゾンビを発見した。
白衣を着ている。元は研究者だったのだろうか?
茂みの近くで石を投げていたら、突然何かを落とした。
どうやら酸の入った容器を落としたらしい。
距離は離れているが、注意しながら石を投げ、茂みに入った所を殴り倒した。

すぐそばに研究者達が倒れていた。
既に亡くなっていた。気は引けるが、彼らの持ち物を漁る。
服や水、いくつかの物資を頂く。このIDカードは研究所で使えるのだろうか?
街のずっと北に研究所があるので、いつか行ってみる。

北西に向かい、家を探索する。
ゾンビ達に会わないよう、裏の窓を割って侵入。
しかし、音を聞きつけたのかゾンビ犬に襲われる。
動きが素早く、狙いが定まらない。なんとか倒したが、何箇所か噛まれてしまった。

窓の破片を掃除し、家の中に。
腕時計を見つけた。これでおおよその時間が分かる。
他には何も見つからない。ここを拠点とし、邪魔な荷物を置いていく。
カーテンは閉め、ゾンビ達に見つからないようにする。暗いがこの程度ならなんとかなる。
この手記を書くのにも大して支障はない。

現在午前10時。まだまだ余裕はある。
水を飲んで探索再開。家が3軒に家具屋があるので、今日中にこれらを調べてしまいたい。
南の家付近にはゾンビが多いので、北から始める。

何故か街の北東に地雷原があった。誰かが防御用に仕掛けたのか?
ともかく使わせてもらう。ゾンビ達をおびき寄せて地雷を踏ませる。
解除の手間も省けて一石二鳥だ。

家は鍵がかかっていた。面倒なのでドアを破壊して入る。
食料、薬、ポット、バックパックを発見。
2個背負うと動きにくくなるので、コートを脱いでポロシャツのみになる。
一度拠点に戻り、腹が減ったのでスパムを食べる。まずい。やる気がでない。

外に出ると小雨が降っていた。濡れるとますますやる気が出ない。
濡れた体を拭くためのタオルが欲しい。布切れは用意できるが、縫うための道具がない。
骨を加工すれば簡単な裁縫道具を作れるので、動物を狩りに行く。
びしょ濡れになる。しかも酸性になる。とことんやる気が削がれる。
仕方ないので、家に置いてあったゾンビサバイバルガイドを読んで過ごす。

いつの間にか雨が止んでいた。この本は意外と面白い。
今後に備え、タオルの作成を優先。
街外れにいたイタチを狩って骨と肉を手に入れる。
ついでに落ちていた木の棒を加工し、これを使って肉を焼いて食べる。
久々に温かい物を食べることが出来た。

帰る途中、何故か犬2匹が喧嘩しながら追いかけてきた。
放っておいたら一匹が襲ってきた。気は進まないが、返り討ちにして肉を頂く。
もう一匹はどこかに逃げていってしまった。

拠点に戻り骨を削っていたら、何故か家に狐が入り込んできた。
うろちょろしてるだけなのでこれも放っておいたら、また襲われた。
仕留めて外で解体する。作業を再開し、ボーンニードルが完成。
糸を用意し、シートをナイフで切って布切れを作り、縫ってタオルも完成。
これで雨が降っても活動できる。

物音がしたので玄関を見ると、また狐が入ってきた。
ドアを閉め忘れていた事を思い出した。仕留めて解体。
雨が降り始め、辺りも暗くなってきたので今日の探索はここまでにする。

Henry Coleman Augustsにて