リプレイ:大自然レイプ!野生へ還った先輩

Ver0.C 4570

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この一文以降はすべてがフィクションです。地の文でそれっぽいサバイバル解説も書いたりしますが、大抵は適当に綴られた物なので真に受けることのなきように。

1日目

あらすじ
自宅にて水泳部の後輩遠野をレイプしようと目論む田所は神をすら凌駕する策謀をもって、睡眠薬入りのアイスティーを遠野に飲ませ昏睡させることに成功する。
しかしいざ性交しようとしたその時、謎の光が二人を包み込み、田所が眩さに目を閉じ再び開いた時には全く知らない湿地の中に飛ばされていたのだった。
  • 1日目 朝? 見知らぬ湿地
田所「今の光はなんだったんだ…? ファッ!? ウーン…何だここは!自宅に居たはずダルルォ!?」
田所「しかも真夏だったのに何だこの寒さは(驚愕)」
田所「遠野は薬のせいでしばらく目が覚めないだろうし、とりあえず凍え死ぬ前に周りに何かないか探してみるか」
田所「 これもう分かんねえなあ とりあえず適当に歩いていれば街に辿り着くっしょ(ポジ思考)」
田所「行きますよ~行く行く」

寒さに震えながらあてもなく山中を歩いていると田所は森の傍に佇む小屋を発見する。これで凍死はせずに済みそうだと内心でホッとしながらその建物へと近づいていったのだった。
山小屋は少々古ぼけているものの長らく放置された形跡はなく、現在でも何者かがここを定期的に利用しているであろうことが伺える。
中に人が居ないかとドアをノックし、声を上げる田所であったが山小屋の中から人の気配は無く、窓から中を覗きこんでもやはり住民を見つけることは出来なかった。
勝手に他人の家に上がり込むということに若干躊躇するも、とうに寒さの限界を迎えていた田所は家の中へ入ることを決断する。
  • 1日目 朝? 山小屋
田所「おっ!開いてんじゃ~ん!フゥー↑さっむ~!バッチェ体冷えてますよ~」
田所「勝手に入っちゃったけどこっちも訳わかんない状況に放り出されて混乱してるし、住人が帰ってきても事情を説明して東京に帰してもらえば大丈夫っしょ(ポジ思考)」
ひとまず小屋の中へと入るものの暖房も入っていない小屋の気温は外よりは暖かではあるが、田所の体温をじわじわと奪っていくには十分なほどに冷えきっていた。
何か暖房具がないかと小屋の中を見回した田所は薪ストーブと紙マッチを発見するも、中に薪は入っておらず小屋の中にもそれらしき物を見つけることは出来なかった。
薪の代わりになる物を探していると小屋の裏手に小さな倉庫が建っているのを見つける。もしや薪はそこに保管しているのではと考えた田所は倉庫の中を調べにいくのであった。
田所「こっちも開いてんぞ~」
田所「 ンアーッ!!
倉庫の扉を開けた田所はまるで野獣のような悲鳴を上げた。なぜならば白骨化した死体が彼の目に飛び込んできたからだ。
死体は白骨化してからそれなりに時間が経っているのか腐臭のようなものは僅かにしか感じられない。
予想だにしていなかった光景で恐怖と吐き気に襲われた田所は急いで小屋へと逃げ帰り扉を荒々しく閉めた。
田所「ヌッ!ハァハァハァ…!今の死体…本物だよな?警察に通報しないと(使命感)」
田所「でも携帯は持ってないし、小屋の中にも電話はなかったよな…」
先ほどのショックから立ち直れずに窓の外の雪を眺めながら呆然とする田所は、しばらくするとようやく外に放置してきてしまった遠野のことを思い出す。
田所「とにかく避難場所は見つかったんだし、まだ外にいる遠野をここに連れてこないと」
湿地へと戻ってきた田所が未だに眠り続ける遠野を抱き上げると、その肌はトカゲのように冷たくなってしまっていた。
申し訳ないことをしたと思いながらも急いで山小屋に戻ると遠野をベッドへと寝かした。
毛布か何かあれば良かったのだが、先ほど調べた時にそのような物はひとつも見つかっていなかった。
とりあえずベッドの隣にあった箪笥の中の服を漁り、遠野に被せると田所は今後の事に思いふけるのであった。
田所「なんとか小屋に避難したものの、ここで待っていたところで救助は来るんだろうか…」
田所「下北沢の自宅に居たはずなのにいきなり知らない湿地に居る時点で色々とおかしいし、最悪数ヶ月はこ↑こ↓で過ごすことも覚悟しないとなあ」
田所「衣食住の内、衣住は十分上等な物が確保できたし後はとにかく食料を探さないと」
突然見知らぬ山中へと放り出されるという異常な事態であっても田所はどこか冷静であった。
なぜならば彼は世界レベルの登山フリークであり、山での過ごし方は彼にとって非常に慣れ親しんだものだからだ。
とはいえ山を知るからこそ山の恐ろしさも十分に理解していた。
毎月のように山へと繰り出していた田所も、着の身着のままで山に入った経験などは一度もなかった。
時として十分な装備で固めたベテラン登山家ですら命を落とすこともあるのが山の恐ろしさだ。
未だに大自然の脅威の前では人はえてして無力なままなのである。
田所は小屋の隅に落ちていたサバイバルナイフを拾い上げると自らの未来を切り拓くために森の中へと潜っていくのだった。
  • 1日目 昼 山小屋
田所「 ぬわああああん疲れたもおおおん! やめたくなりますよ~生存」
くだらない愚痴を垂れ流してはいるが森での収穫は上々であった。
植生はなかなか豊かで、藪には様々な山菜や鳥の卵、繊維質な茎などが、木々には焚き付けに使える松の木などがあった。
また、道中では使えそうな枝や小石を拾っておいたので簡易な道具も作れそうだ。
そして何より肉を確保できたのは僥倖であった。
田所が藪を漁っていた所、突然獣の方向が聞こえてきたのだ。
様子を見に行くと大型犬ほどはある猫科の動物が首にヘビを巻きつけながら暴れまわっていた。
猫はヘビに爪を突き立て引き裂いたり、自分の体を地面に叩きつけるなどしたがヘビはきつく巻き付いており、また牙も深く首筋に突き立てられていた。
結局、大猫とヘビが絶命するのはほとんど同じタイミングだった。
田所は慎重に近づき手に持っていた棒で死体を叩き、両者の絶命を確認すると猫の死体から比較的毒の回っていないであろう箇所を選んで肉を剥ぎとっていった。
ヘビ毒はタンパク質化合物のため、加熱すれば基本的に解毒されるのを田所は記憶していたのだ。
尾の形状からクサリヘビ科のヘビであることは察せられたが万が一を考えてなるべく毒を避けておいたのは無難であろう。

田所「さて、色々目ぼしいものは集めてきたし何か道具作んねえとなあ」
田所「あっ…でもその前にもう一度倉庫を確認しにいったほうが良いか」
薄暗く、死体に動転してはいたが倉庫の中に色々と物が散乱していたのはわずかに田所の記憶に残っていた。
再びあの死体と対面する羽目になることに気分を沈めながらも倉庫へと向かう。
開けっ放しのドアから中を確認すると、やはり見間違いではなく死体は確かに存在していた。
田所はなるべく死体の方を見ないようにしながら倉庫を物色すると、いくつかの道具を発見できた。
しかしそれらの道具は家の中にあった物とは違い、一つを除きどれも手製の、悪く言うならば拙い原始的な道具ばかりであった。
この山小屋の主であったであろうこの白骨死体が作ったものだとするならば、何故彼あるいは彼女はここでそのような物を作り、孤独に息絶えているのか疑問は深まるばかりであった。
そして田所はこの倉庫の中で一つだけ明らかに浮いている道具、実物を見るのは初めてであったがおそらく猟銃であろうそれを拾う。
死体へ手を合わせしばらく冥福を祈ると再び小屋へと戻っていくのであった。

田所「今度こそ道具を作らないとな…まずは基本の石斧と石ハンマー」
田所「他にも採ってきた繊維質な茎を糸にする紡績用具と裁縫用の針を骨で作ったら、ひとまずいい感じだな」
どこでこんな物の作り方を習ってきたのだか知らないが田所の道具を作る様はなかなか堂に入っており手慣れたものを感じさせる動きであった。
そうして道具を作るのに没頭している間に日は傾いていき、作業が終わる頃には日没に差し掛かる時間となっていた。
田所「なんか薄暗い?薄暗くない?」
田所「 ファッ!? ウーン…もうこんな時間じゃないか!日が完全に落ちる前に水の確保しないとヤバイヤバイ」
田所は白骨先輩の遺品である革水筒と森で拾った大きなガラス瓶を拾い上げ、慌てて湿地へと駆け出していく。
湿地へ到着すると地面に溜まっていた水の上澄みをガラス瓶へ素早く入れ、冷たい水に触れてかじかんだ手を擦り合わせて暖めながら帰路へと着いた。
  • 1日目 夕暮れ 山小屋
遠野「 あっ先輩!?
田所が山小屋のドアを開けるとようやく目を覚ました遠野が声を上げる。
田所「 遠野!!お前のことが心配だったんだよ!
遠野「 どこなんですかここ!? 笑えない冗談はやめてくださいよ、本当に!?」
遠野が若干取り乱しながら田所を詰問する。
田所「遠野が気絶して、いきなり辺り一面が光に包まれたと思ったら知らない湿地に居たんだよ」
気絶、というより昏睡した原因は完全にこの男にあるというのに、いけしゃあしゃあと言うものである。
遠野「えっなんですかそれは(困惑)」
いまいち要領を得ない答えに困惑する遠野。
だれだってこんな状況に放り出されたら同じ様に困惑してしまうだろう。
田所「んまぁ、そう、俺にもよく分かんなかったんだよ」
田所「とりあえず湿地から歩きまわったら小屋を見つけたから、遠野をこ↑こ↓に運び込んで何か食べられるものがないか探してたんだよ」
田所「近辺に街はないみたいだし今日はここで泊まることになるゾ、サバイバルのプロの俺がいるから安心しろって」
遠野「はえ~すっごい頼もしい」
遠野は無駄に自信に溢れた田所の様子に気を取り直し少々の余裕を得ることが出来たようだ。
田所「 まっ多少はね?
すぐに調子に乗るところがこの男の悪い癖である。
田所「あっそうだ!今お腹減ってないっすか?」
遠野「あー、お腹すきましたね」
田所「じゃけん夕飯にしましょうね~」
田所はいくらかの薪と食材、小屋に置いてあったフライパンを持って薪ストーブの傍へ行き、ご機嫌で調理を始める。
しばらくすると香ばしい香りが室内に立ち込め初め、料理が完成するとそれをテーブルへと並べていく。
どうやら今夜の献立はスクランブルエッグと大猫肉の山菜炒めにしたようだ。
田所「こんな物しか作れなかったけどいいかな?」
遠野「 はえ~すっごい豪勢
予想に反してまともな見た目の料理が出てきたことに歓声を上げる遠野。
田所「見た目はともかく、味は調味料がないから勘弁してくれよな~頼むよ~」
この男、心底無駄にスペックが高い。
遠野「いや~全然全然、こんな状況でまともな食事にありつけるだけ十分満足ですよ」
遠野「最悪炙った木の根とかが出てくるのも覚悟してましたし」
それは馬鹿にしすぎだろうと思うが、もし森で何も見つからなかった場合はそうしようと思っていた田所は内心冷や汗モノであった。
田所「んにゃぴ…やっぱり…普通に食べられる物が一番いいよね」
腹も膨れ、人心地ついた二人はしばらく雑談をして過ごした。
田所「 あっそうだ! (唐突)この小屋の中漁ってたらこんな本出てきたんだけど、これもう分かんねえなあ…お前どう?」
遠野「ん~英語で書かれているみたいですね、薄い方はアウトドア関係の本で厚い方は怪我の手当に関して書いてるみたいです」
田所「アメリカ語苦手なんだよなあ、お前読んで使えそうな事書いてあったら教えて、どうぞ」
完全に丸投げである。
やはり大学を放置して山に入り浸っていただけあって勉学の成績は壊滅的な様子だ。
もし無事に帰れたとしても留年は免れないだろう。
遠野「じゃあ頑張って読んでみますね」
本を読む遠野と明日に備え道具の手入れをする田所。
たまに雑談をしながら過ぎていく時間は彼らが遭難しているとは思えないほどに穏やかなものであった。
やがて日が完全に落ちきると二人ともベッドへ入り、寒さをお互いの体温で誤魔化しながら眠りへと付いた。
  • 1日目 終了 山小屋

筆者のメタ解説コーナー
リプレイ用のプレイングなのですぐ死なないように、そこそこ優遇して始めたらかなりヌルゲー気味になってしまいました。
とはいえ最初に山小屋を見つけられなければ苦戦を強いられていただろうし、そこはラッキースケベならぬラッキーサバイバルってことで。
そういう所もこのゲームの醍醐味でしょう。
食料は藪を漁っていれば腐るほど集まります、むしろ街無しプレイでは水分の確保と布、鉄屑集めが難点となりそうです。
今回は湿地スタートにしましたので水の確保は容易に出来、山小屋で布や鉄材の確保も出来たので非常に順調な滑り出しとなりました。
せっかく見つけた山小屋も、なるべく解体して素材にはせずに保全したまま更に発展させていきたいものです。
遠野はあまり連れ歩かない予定。NPCはまだ色々と不安定ですからね。

サバイバルツールMODの実装に伴いプレイ人口が増えたという街無しモンスター無しビルド、普段はゾンビと闘いながら空き巣をするのが日常だったので非常に新鮮で楽しめます。
皆さんもぜひ一度やってみることをおすすめしますよ。

リプレイを書いていたはずが出来損ないのホモラノベかゆ虐SSみたいになってしまいました。普段の書き物が悪すぎるってはっきり分かんだね。
ノンケ向けの解説講座も新たに書く予定だし急いで終わらせたいものです。

2~3日目

あらすじ
突如として湿地へと転移してしまった二人。田所の機転によってなんとか山小屋を確保し避難するも、小屋の倉庫にて謎の白骨死体を見つけてしまう。
森へと入り食料を調達し、簡易な道具もあしらえた彼らは、一見順調に思えるが東京へと帰る方法は未だになんの見通しも立っては居なかった。
  • 2日目 朝 山小屋
日が昇り始め、窓から差し込む朝日が田所を照らす。
寝坊助な彼もさすがに朝日の猛攻には敵わなかったのか、ベッドの中でモゾモゾと動いてから起き始める。
田所「ふぁ~よく寝たもおおおおおん」
大きなあくびをしつつ、ベッドに残る体温に若干の名残惜しさを感じながらベッドから這い出ていく。
遠野「先輩、おはようございます」
田所「あ~おはよう」
先に起きていた遠野が田所へ声をかける。
まだ完全に目が覚めきっていないのか、おざなりな返事をする田所。
田所「やっぱ夢オチってことはないよなあ…」
遠野「それなら良かったんですけど…」
遠野が若干顔を曇らせながらも相槌を打つ。
田所「なんであれ人里を見つけるためにも今日は色々と準備しないとなあ」
遠野「僕も手伝いますよ」
田所「じゃあ朝飯食ったらパパパッと行こうぜ」
朝食は目玉焼きと大猫焼肉だった。
昨日おとしたばかりの肉はお世辞にも美味いとは言えないだろうが、こんな状況において贅沢を言っていられる余裕はない。
田所「それじゃあ行くとするか」
田所「森の中じゃちゃんと俺の支持に従ってくれよな~頼むよ~」
遠野「了解です、気をつけて行きましょう」

明日の探索へ備え森で様々な物資を調達していく二人。
背丈の低い若木を折って集めているのは薪に使うつもりなのだろう。
生木とはいえ松の枝を焚き付けに使い、薪ストーブで高温を保てばたやすく燃やすことができる。
その際はストーブの上に生木を積んでおくと、早く乾燥させる事ができるため一石二鳥である。
特にアクシデントも無く、二人が帰路へと着く頃には日が傾き初めていた。
  • 2日目 昼 山小屋
山小屋へと戻りパンパンに膨らんだ鞄を床に置くと遠野が口を開く。
遠野「今日は本当疲れましたよー」
田所「ねー今日結構きつかったねー」
田所「まぁ生きるためだからね、しょうがないね…」
遠野「そうですよね…」
田所の言も正論ではある。
文明からひとたび離れた人間が生き抜いていくためには、常に必死の思いで自然と向き合い続けなければならない。
田所「じゃあ俺はまた道具とか作るから遠野は料理頼むよ~」
遠野「普段自炊とかしてないんであまり期待はしないでくださいよ」
田所「大丈夫ですよ~遠野の愛情がこもった手料理なら何でもバッチェ食いますよ~」
遠野「気持ち悪いこと言わないでくださいよ(ドン引き)」
言葉のナイフが田所の心を切り刻む。
まだまだ二人の心の距離には遠いものがあるようだ。
道具を作り始めた田所と調理に取り掛かった遠野。
二人の作業が終わる頃にはちょうど日も暮れていた。
  • 2日目 夕方 山小屋
遠野「お待たせ致しました、本日の料理は森の恵みのスープになります」
遠野がふざけてウェイターかのように料理を並べていく。
田所「あ~うまそ!」
田所「 うん!美味しい!
待ちきれずに味見をする田所。
どうやら彼の舌にかなったようだ。
遠野「そう言ってくれると嬉しいです」
食事を取りながら明日に控える人里の探索について話し合う二人。
生きていくだけならばここでも十分に満ち足りた環境ではあるが、やはり文明人として住み慣れた街へ戻りたいと思うのは当然の帰結である。
食事を終えるとストーブの前にあるソファーへ腰掛け、時折り薪を火にくべながら山歩きの疲れを癒やす二人。
明日はいよいよ遠出をすることになる。
無事に人里が見つかり東京へと戻れることを願う二人であった。
  • 2日目 終了 山小屋
マップの更新は特に無し
  • 3日目 朝 山小屋
遠野は目が覚めるとベッドから出てすぐさま朝食の支度を始める。
まだ数日しか経っていないというのに、随分とこの環境にも慣らされてしまっているようだ。
しばらくして料理が出来上がると、未だに眠りこける先輩を起こしに行く。
遠野「 先輩! もう朝ですよ!」
遠野「今日は遠出しなきゃいけないんですから早く起きて下さい」
田所「う~ん…頼む一週間だけ待ってくれ…」
戯けたことを抜かす田所。
遠野「そんなに寝てたら死んじゃいますよ、料理が冷める前に起きて下さい」
田所「ん~… 飯!?
田所が突然飛び起きる。
人間の三大欲求、その内の二角の一大対決はどうやら食欲に軍配が上がったようだ。
この男、欲望に対してはどこまでも貪欲である。

食事を終えると二人は昨日の内に作っておいた保存食と道具を集め、改めて確認しドアへと向かう。
田所「じゃけん出発しましょうね~」
遠野「すぐに街が見つかるといいんですけど」
  • 3日目 午前 荒野
荒野をしばらく歩いていると二人は金属の残骸が二つ横たわっているのを見つける。
燃料に引火したのか、激しく燃えたことを容易に想像できるだけの焦げ付きが今もなお残っている。
田所「ぬ~ん…ヘリか何か?これもう分かんねえなあ」
遠野「辛うじてプロペラみたいなのは残ってますがほとんど原型をとどめてないですねえ」
田所「何か使えるものがありそうだけど、尖った金属多くて危ないしちゃっちゃと行っちゃおうぜ」
遠野「そうですね」
気になることもあるのだろうが今は人里を探すことが最優先である。
実際遭難している身としてはあまり些細なことにかかずらっている暇はない。
  • 3日目 正午 荒野
田所「遠野…」
前を歩いていた田所が突然静かな声で遠野を呼ぶと、しゃがむようにジェスチャーで支持する。
遠野「何ですか先輩?」
田所「なんかヤバイのが居るんだよ…」
田所「蔦だらけの大きな花と人間みたいに大きいキノコが歩いてる…」
遠野「はえ~、なにか悪い物でも拾い食いしたんですか?」
遠野「ふざけてないでさっさと人里探しましょうよ」
田所「本当なんだって!ほらあそこに居るだろう?」
田所が指し示した方向を改めて見るが、彼ほどに視力が良いわけではない遠野にはぼんやりと何かが蠢いているとしかわからなかった。
遠野「ん~、たしかに何か居るのは見えますけど野生動物とかじゃないんですかね」
田所「とにかく引き返そう、あれは絶対にヤバイやつだ」
遠野「じゃあこっちとは反対の方を調べに行きましょうか」
完全に納得したわけでは無いが、田所のただならぬ様子に遠野も不安を覚えたのか引き返すことに賛成する。
  • 3日目 午後 川の畔
いつもより若干早い速度で歩く田所に付いて森の縁に沿って歩いて行くと、拓けた場所に川が見つかった。
そして川の対岸には待ち望んでいた人工物がかすかに見えている。
田所「おっ建物があったゾ!これで何とか助かりそうだな」
遠野「でも川の向こうじゃ行きようがありませんよ」
遠野「川幅も広くて深そうですし橋も見当たりません」
田所「ぬ~ん、この寒さじゃ泳いで渡るってのもキツイっすかね~?」
とんでもない提案を投げかける田所。
遠野「先輩はともかく僕は冷たさでショック死しますね」
当然遠野によってすぐに却下された。
それよりもこの寒さの中、本気で泳いでいける気になっていたのだろうか。
この男の無謀さと頑丈さにはいつも驚かされる。
田所「じゃあ川沿いに歩いて行って橋探すしかねえか」
遠野「それが一番です、石橋は叩いて渡りましょう」
田所「その橋が見つからねえんだけどなあ」
ああ言えばこう言う。
どうやら建物を見つけたことによっていつもの調子が戻ってきたようだ。
  • 3日目 午後 川沿い
橋を探して川沿いを歩く二人は再び航空機の残骸らしきものを発見する。
田所「 ヌッ? 」また何か堕ちてるゾ
遠野「またですか、ここらへんは事故が多いんですかね」
田所「ぬ~ん、俺達が飛ばされてきたりキノコの化物が居たり、謎の多い場所だから多少はね?」
田所「帰ったらここでの体験を本にでも書けば印税でガッポガッポ儲かるかもしれないゾ」
遠野「余程売れないと儲からないらしいって聞きますけど…」
浅ましい妄想を始めだした田所の幻想を遠野はすぐさま切って捨てる。
そうしながら何となく残骸を眺めていると見覚えのある物を見つける。
遠野「先輩、あれって囚人服じゃないですか?」
田所「ん?どこにあんのよ?」
遠野「ほら、あそこに引っかかってるオレンジの服ですよ」
田所「どこが囚人服なんだよ、ただのおしゃれなツナギじゃないか(呆れ)」
田所「囚人服ってのは白と黒のシマシマの服でだな…」
囚人服と言われて、大体の人が想像してしまう囚人服像はこれであろう。
かつて欧米において縞模様は奴隷や囚人、悪魔などの象徴と考えられ嫌悪されてきた。
今現在はそういったイメージが払拭され、また縞模様の囚人服を採用している刑務所もほとんど残っていない。
遠野「あれがお洒落かどうかはともかく、アメリカじゃオレンジ色のツナギが囚人服によく使われてるんですよ」
田所「アメリカぁ?そういえば山小屋にあった本もアメリカ語だったし、俺たち海外旅行に来ちまったのか?」
遠野「だとしたら不法入国ですね」
田所「 ファッ!? ウーン…この歳になって前科持ちは嫌だもおおおおん!」
そもそも彼の転移する直前の行いを鑑みれば、どちらにせよ遅かれ早かれ犯罪者となっていたのは確実だろうに。
遠野「なんであれ帰れればそれでいいですよ、街が見つかったら日本大使館に連絡してもらいましょう」
田所「手厚く保護してくれよな~頼むよ~」
この厚かましい男が押しかけるとしたら現地の大使館員には同情を禁じ得ない。
残骸に残された痕跡はこの場所についての謎を更に深めていったが、しばらくすると二人は再び川沿いを歩き始めていった。
  • 3日目 夕暮れ 川沿い
残骸のあった場所から更に東へ歩いて行くと、二人はまたしても対岸に何か建造物があるのを発見する。
田所「また対岸に何かありますね、いい加減頭にきますよ~」
遠野「まあまあ、何もないよりはマシじゃないですか」
自らの運のなさに憤る田所。
たしなめる遠野も手慣れたものである。
田所「ぬ~ん、橋も見つからないし日も暮れてきたし、そろそろ山小屋に戻ったほうが良いと思うゾ」
田所「東京に帰るのは、まだ駄目みたいですね…」
田所はまだ未練がましく対岸の建物を見つめている。
遠野「一応建物は見つけられたんですし、後はなんとか対岸と連絡を取る方法を考えればいいんですよ」
遠野「そうすればボートかヘリで迎えに来てもらえると思います」
田所「おっそうだな(便乗)」
一転して明るさを取り戻す田所。
ちょろい男である。
  • 3日目 日没 山小屋
作ってきた保存食のドングリ焼きとハーブティーに舌を喜ばせながら帰路を急ぐ二人。
急いだかいもあってなんとか日が落ちきる前に山小屋へたどり着くことができたようだ。
田所はすぐさま薪ストーブへと向かい、火口入れで燻っていた火種と途中で拾っておいたボロボロの新聞紙を焚き付けに使ってすぐさま暖房を入れる。
そうして火がつくとストーブの上に水の入った石鍋を置き、すでに疲れ果ててソファーへ座っていた遠野の元に向かい腰を下ろす。
田所「 ぬわああああん 今日も疲れたもおおおん!」
遠野「ほんとに、途中からは着いて行くのがやっとでしたよ」
田所「変なナマモノが居たんだからしかたないね」
遠野「キノコの化物でしたっけ?僕ははっきりと見たわけではないですが…」
田所「なんだよ?まだ疑ってるのかよ、信じてくれよな~ 頼むよ~
遠野「別にそこまで疑ってるってわけではないですけど…にわかには信じがたいことなのは事実ですし」
遠野の胸の内は半信半疑といったところだろうか。
内容が内容だけにすぐさま信じられないのも無理はない。
田所「まっ、どっちにしろ西側に行くのはやめとこうぜ、建物も特に見つからなかったんだしさ」
遠野「それもそうですね、今は川の対岸にあった建物をどうにかするのが最優先だと思います」
田所「さ~て、一休みしたことだし夕飯にしようぜ」
田所「今日は山菜と肉の煮込みスープにするからな~バッチェ期待しとけよ~」
遠野「あー、ありがとうございます」
そうして今日最後となる食事を取り、満腹となった二人は探索の疲れも相まってすぐに寝てしまうのであった。
西の荒野で見つけた植物の化物、そして川の対岸にある建築物。
二人が東京へ帰るまでにはまだまだ受難の日々が待ち受けているようだ。
  • 3日目 終了 山小屋


筆者のメタ解説コーナー
とうとう牙を剥きだした化物勢、まさかのトリフェドとキノコ様のダブルパンチで即時撤退を決意。
東にも湧いていた場合は完全に封じ込まれかねない状況に若干の不安を感じています。
倉庫にあったロッカーを叩き壊してから南に金属残骸を発見、しかしシャベルは当然持っていないし作れる物は掘り棒くらい。
これで掘り返せるならかなり金属資源に余裕ができるのだが…。
窓のカーテンも少々撤去、布材はやっぱり重要ですしね。

マッピング道中では遠野が狼に絡まれて負傷、出血してしまう。
しかし止血の道具は持ってないしここで死なれても色々と困るのでデバッグで止血剤を呼び出して見なかったことに。
やはり準備を怠ってはいけませんね…。
翌日から遠野は自宅待機なんで勘弁して下さい。

それにしても街0設定でも建築物って結構出るんですなあ。これならもうちょっとマゾいスタートでも良かったんですかね。
まあ今は泳がずに渡れる場所は見つけられていないし、ちょうど良かったバランスだと思うことにしましょう。

そして普段はアスキーでプレイしていましたがSS撮る時だけタイル使用すればいいと今更ながら気づきました。

山での描写等は日本とニューイングランドが混ざってしまってます。アメリカの山なんて行ったことないですからね。
樹齢数百から二千歳をも超える巨大な赤杉が立ち並ぶことで有名なレッドウッド国立公園にはいつの日か行ってみたいものです。
ちなみにリプレイを書く前にロケハンで行ってきたのは東北の山でした。
掘り出した山菜の芽を雪解け水で洗う時が最も辛い時間でしたね…。

山菜を採りに出かけることはあっても春の山に泊まるのは今回が初めての経験でした。
夕方から夜にかけての強烈な冷え込みにテントで過ごす予定を変更し車内で夜を明かすことに。
この時期(3~4月)の東北の山々はまだまだ寒いので春登山だからと油断してはいけません。(ガッツリ風邪ひきました)

4~5日目

あらすじ
準備をし、いよいよ周辺の探索へと向かった二人。しかし田所たちは途中で植物の化物と遭遇してしまう。
そうして探索を続けると川の対岸に建築物を二つ発見する。だが彼らに川を渡る手段はなくただ見送る他になかった。
  • 4日目 朝 山小屋
田所「ふぁ~よく寝たもぉおおおおん!」
田所「ん?なんだ遠野寝坊かよ~?」
いつもなら田所よりも早く起きている遠野がまだベッドで寝ている。
田所は下らない優越感を感じながら遠野を起こすために揺さぶろうと手を伸ばす。
田所「 アツゥイ!
遠野の体温ははっきりと分かるほど熱を帯び、心なしか寝息も荒い。
不安を感じた田所が遠野の熱を測ろうと額に手を当てている。
遠野「う、うもう…」
そうこうしている間にやっと遠野が目を覚ます。
田所「おっ 大丈夫か大丈夫か?
遠野「ごほっ、先輩…風邪引いたみたいです…」
田所「それは見れば分かるゾ、ヤバイ感じの症状は何かないか?」
遠野「喉の痛みと体のだるさくらいしかないです…」
田所「ならただの風邪だろうな、大丈夫だって安心しろよ~」
遠野「はい…」
田所「あっそうだ!(唐突)風邪に効くいいもん作ってやっからよ、ちょっと待っててな」
そう言いながら田所は薪ストーブへ向かうと鍋に水と何かの野草を入れ煮込み始める。
そうしてハーブの良い香りが部屋へ立ち込み始めると鍋の中のお湯をガラス瓶へと移し持ってくる。
田所「お待たせっビーバームティーしかなかったけどいいかな?」
遠野「ありがとうございます…」
遠野は礼を言いつつ受け取ると少しづつそれを飲んでいく。
田所が作ったビーバームのお茶は喉の痛みや消化不良に効く天然の風邪薬とも言えるものだ。
田所「まあ色々とあったし風邪引くのもしかたないね。」
田所「今日は付きっきりで看病してやるからパパパッと快復しようぜ」
そうして田所は一日中甲斐甲斐しく遠野の世話をしながら過ごしていくのであった。
  • 4日目 終了 山小屋
マップ更新特に無し
  • 5日目 朝 山小屋
田所「ふぁ~今日も一日頑張るもぉおおおおん!」
この男はいちいち叫ばなければ起きられないのだろうか、非常に鬱陶しい。
遠野「先輩、おはようございます」
田所「おっ遠野、大丈夫か大丈夫か?」
遠野「先輩のおかげで昨日よりは大分よくなりました」
心なしか顔色も若干良くなっている気はする。
田所「万が一もあるから今日も安静にしましょうね~」
遠野「そうですね…」
そうしてベッドの上で少しの間、雑談をして過ごすと田所は起き上がり薪ストーブへと向かう。
遠野のために滋養がつく卵と山菜のスープとビーバームティーを作り二人で朝食を取った。
田所「遠野の具合も結構よくなったみたいだし今日は探索に行ってくるゾ」
田所「しっかり休んで体を労ってくれよな~頼むよ~」
食事を終えた田所が外出の準備をしながら今日の予定を話す。
遠野「はい、僕はベッドで寝てるだけなので安心して行ってきて下さい」
田所「オッス、行ってきま~す」
無駄に元気よく山小屋を出た田所は先日探索することのできなかった北東方面へ歩いて行った。
  • 5日目 午前 荒野
山小屋を出て二時間ほど荒野を歩いていると、またしても田所は怪しい生物を発見する。
田所「 ファッ!? なんだあのでっかいアリは…」
田所の視線の先では人間ほどの大きさの巨大な蟻たちがひしめいていた。
一部の蟻達が運んでいるやけに鮮やかな赤い色の塊を見れば友好的な生物ではないことは明らかである。
田所「本当にここはどうなってんだ…神様頼むよ~」
救いようのない事態の連続でとうとうロクに祈ったこともないくせに神に祈り始めてしまう田所。
GO is GOD
しかし神は無情でもある。
田所はしかたなく荒野を後にすると東の森へと向かっていった。
  • 5日目 午前 森の麓
巨大な蟻たちから逃れ、森の麓に沿って歩いているとまたしても前方に何かが倒れているのを発見する。
どうやらよく見るとそれは負傷した人間のようだ。
田所は大慌てで声を上げながら駆け寄っていく。
田所「 お~い! 大丈夫か大丈夫か?」
田所「 ンアーッ!
近寄ったことにより彼らの惨状を目にした田所は悲鳴を上げる。
彼らの体は一様にズタズタに切り刻まれており、彼らが着ている白衣と思しきものは血でドス黒くに染まってしまっていた。
それらはとうてい野生動物の行ったものとは思えず、はっきりと分かる悪意の痕跡に田所はすぐさまその場から逃げ出していく。
  • 5日目 正午 農場
恐怖を振り切るかのように無心で森の中を進んでいると田所は1軒の民家を発見する。
家の前には農作業機のようなものが停めてあり、家の裏手を確認すると大きな畑があった。
今度こそ状況が好転してくれることを祈りながら民家のドアをノックし住人へと声をかける。
田所「 すみませ~ん 、田所ですけど~誰かいませんかね~?」
やはりここにも人は居ないようで、田所は落胆しつつも中を確認しに行く。
玄関に鍵はかかっておらず、中には色々と使えそうな物資が置いてあったが結局、人を見つけることは出来なかった。
いよいよこの場所には人など居ないのかと思い、頭を抱えていると田所の耳に物音と人間の声のようなものが聞こえてくる。
田所「ヌッ!?この声は人の声じゃないか!?」
声と物音は民家の隣にある納屋の中から聞こえて来ているようだ。
すぐに家を出て納屋へ向かう田所。
田所「すみませ~ん!」
納屋の前へと行き声をかける。
すると納屋の中からシャッターを叩く音とくぐもった唸り声が聞こえてくる。
田所「おっ大丈夫か大丈夫か?」
もしや何者かによって住人が監禁されているのではないかと早合点した田所は近くにあったシャッターの巻き上げ機を操作する。
シャッターが開くなりすぐさま住人が外へと出てくる、しかしの様子は明らかに異常であった。
目は白目まで黒く濁り、腐り落ちて歯茎の露出した口からは茶色い粘液が常に滴り落ちている。
その元住人はこれから味わうであろう肉の味でも想像しているのか口をカチカチと鳴らしながら足を引きずり田所へと近づいてくる。
田所「 ンアアアアッーーーッ!
あまりにもおぞましいその姿に悲鳴を上げ、半狂乱となってその場から逃げ出す田所。
しかし冷静さを完全に失ってしまっている彼は納屋から少し離れた程度の場所で藪につまづいて転んでしまう。
転んだ拍子に握りしめていたライフル銃が転がり落ちる、それを見たことで今自分が何をすべきなのかを思い出す。
すぐさま銃へと駆け寄り拾いあげると、それほど足は速くない化物へと狙いを定め引き金を引く。
轟音が鳴り響き化物の腹部から血飛沫があがる。
しかし普通の人間であるならば致命傷足りえるその傷も、化物には大して効いていないのか変わらず歩みを進めてくる。
しかも銃声を聞きつけたのか納屋から更に二体の化物が這い出てくる。
田所「 うわあああああああああああああああ!
完全に追い詰められてしまった田所は悲鳴を上げながら手前の化物に銃弾をさらに5発お見舞いすると、化物は倒れて動かくなった。
訳は分からないが殺すことはできる、そう確信した田所はがむしゃらに残りの化物へと銃弾を浴びせる。
そうしてマガジンが空になる頃にはすべての化物が地へ伏して動かなくなっていた。
田所「ハァハァハァ…マジで勘弁してくれよな~神様頼むよ~」
空を見上げて涙を流しながら天上へと愚痴を吐く田所。
さすがに今回ばかりは彼に同情してしまう。

しばらく経って乱れた息が整い、ライフルへ弾を装填すると他に化物が居ないか確認しに行く田所。
しかしこれで全部だったのか他に化物を見つけることは出来なかった。
今日はこれ以上の探索は無理だと判断した田所は、民家へと一度戻ると物資を回収し山小屋への帰路を急いだ。
  • 5日目 山小屋 夕方
遠野「あっ先輩!おかえりなさい」
遠野「何か収穫はありましたか?」
田所が山小屋のドアを開けるとベッドに寝ていた遠野が声をかける。
田所「ただいま…」
遠野「どうしたんですか、そんな暗い顔をして」
帰ってきた田所に声をかけるも、その様子が少しおかしいことに気がついて尋ねる遠野。
田所「それがな…」
北東で巨大な蟻の化物と、そして農場らしき場所でゾンビのようなものと遭遇したことを語る田所。
遠野「今度は巨大蟻にゾンビですか…いよいよB級映画みたいになってきましたね」
田所「本当なんだって…」
遠野「もうほとんど疑ってませんよ…ただ、こうなると東京へ帰るのは絶望的かなって…」
次々と明らかになる絶望的な状況へ弱音を吐く遠野。
田所「遠野…大丈夫だって安心しろよ~」
田所「お前には俺が、そして俺にはお前が居る!」
田所「世界が滅びちまったってんなら俺達が新世界の アダムアダム になっちまえばいいんだ」
ベッドにいる遠野へと駆け寄り肩を抱いて励ます田所。
遠野「先輩…」
遠野が潤んだ目で田所を見つめる。
田所「遠野…お前のことが好きだったんだよ!」
田所が遠野をベッドへと押し倒し唇を重ねる。
遠野「う、うもう…」

こうして新たな愛に目覚めた彼らは幾つもの困難に直面していくも、愛と筋力によって解決し生き抜いていく。
彼らの行く末に幸多からんことを。

  • リプレイ 終了

あとがき
金属残骸はシャベル(石)で無事採掘可能に、鉄資源はこれで完全に供給安定。
あとは建設スキルを土を耕す→丸太を切り出す→暖炉建設で地道に上げて3に、炭焼き窯と燻製ラックを開放する。
これで食料、燃料も完全に安定。というか食料に関しては夏に藪漁れば蕎麦が出るし、
夏を逃しても秋になれば完全栄養保存食のドングリが腐るほど出るようになるので余程のことがない限り餓死はしない。
マッピングをしてたら農場を発見し、めでたくゾンビとご対面。
殲滅後色々回収してリプレイ終了!

あーつまんね、完全に黒歴史一個増えたわ。(通算二個目)
何故普通にリプレイせずに茶番だらけのノベル調でやったのか、正直1日目書き終わった時点で飽きてたんだよなあ。
迫真生存部も三章くらいで飽きてたし、私は前作で何も学ばなかったのか…
もうだらだら糞つまんないリプ垂れ流すくらいなら突然核爆発か二人は幸せなキスをして終了させるしか無いと思い打ち切りエンド。
とりあえずこれでノンケ用講座の方が茶番なしで書けそうです。