ヴァンパイア・ガール・ウィズ・カタナ 最終回

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最終話 ヴァンパイア・ガール・ダーク・デイズ・アヘッド

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もうこの町でやり残した事はない。脱出の為の計画を実行に移す時だ。
まずは車の調達。頑丈で長旅に耐え、尚且つ拠点として使える物がいい。さらに快適なら言う事無しだが、そこまで求めるのは流石に贅沢だろう。
もう一つは…地図。道路の看板は意図的に破壊されており(敵国の攻撃を心配したのだろうか?もしこの事態がどこかの国の兵器によるものだとしたら、攻撃した連中は上陸なんてして来ないでしょうよ!)、
土地勘の無い私にはどの道がどこへ通じているのかさっぱり分からないからだ。日が昇る頃に落っこちた橋を前にして立ち往生、なんて事態はご免被りたい。
町の南側はほとんどが民家のようなので、残り北側を中心に探索してみようと思う。ひょっとしたらいい物が見つかるかもしれないしね。

もうお馴染みになったショッピングカートに予備の武器、工具を積んで家を出る。
車は目星を付けてある。拠点の近くに残されていた低床トラックだ。座席以外は綺麗な状態で、そこだけ修理すればすぐにでも走れそうだ。
もちろんガソリンはほとんど残ってないし、旅行に向いた車でもない。改造に必要な部品もかき集めねばならないだろう。やることリストは増える一方だわ。
出来ればガソリンスタンドを見つけたい。あそこならガソリンはもちろん、旅行ガイドなどの地図もあるはずだ。
そう思いつつ、私はいつも通り一人で暗闇の町に向かった。

 


 

途中ゾンビ化した軍人を見つける。もはや銃の撃ち方も覚えていないようで、ただ腕を前に突き出し迫って来た。ならやる事は同じ、槍で突き倒すのみ。
…が、深く突き刺さらず倒すのに手間取ってしまった。防弾チョッキのような服を着ていたせいだ。
この防弾チョッキ、中に鉄板が詰めてあって重くて動きにくそうだが、それを抜いてしまうと意外と軽い。ポケットがたくさんあるのも気に入った。
できれば軍隊用の地図が欲しかったのだが、この防具も役に立ってくれるだろう。チョコバーと一緒にカートに放り込んだ。


民家の裏口を通ってる時、窓から地下室へ続く階段が見えた。もしかしたら役立つ物があるかもと思い窓をこじ開け忍び込む(すっかり慣れたものだ)。
地下室には誰も居ない。ずらっと並んだ棚には、拳銃弾、ライフル弾、ショットシェル、マグナム弾…
銃砲店よりも豊富な量の弾薬が並べられていた。中には「核融合パック」と書かれた物まで…確か最新のレーザー銃に使うものらしいけど、そんな武器まで使う気なの?
尋常じゃ無い武器の備蓄を前に疑問が浮かぶ。この家の住人は何者で、こんなに溜め込んだ武器を何に使うつもりだったのだろうか。
反政府テロリスト?自警団気取りの民兵?偏執的な生存主義者?それともギャング?
……。考えるのはよそう。多分、敵が何であれそれから自分の命を守りたかっただけなのだ。今の私と同じで。
弾薬を全てバックパックに詰め込み、銃も持ち帰る事にした。次にいつ口径の合う弾が手に入るか分からない以上、色んな銃を使えるようにしておかないと。

二件隣の民家にも同じような地下室があった。この町にはどれだけの銃と弾薬が隠されているのやら…
ひょっとしたら彼らはガンマニアで、お互いのコレクションをシェアしてただけなのかもしれないが。
あと、さっき拾った防弾チョッキに鉄板を戻しておく事も考えておこう。
ゾンビは銃を撃たないが、他の生存者が銃を持ってないとは限らないだろうから。


 

そうしていくつかの民家を覗いてた時だった。
何だあれは…思わずつぶやきそうになる。その家の中には透明な、ドロリとした粘液…アメーバ状の巨大な塊が鎮座していたのだ。
かすかにふるふると動いている。こちらに気付いているのか、いや、そもそも意識のようなものがあるのか。向かって来るようなそぶりは見せないが…
一体あれは何なんだ?今まで数多くのゾンビや巨大化した昆虫を見たが、あんなものまで現れるなんて…
あれもゾンビたちの変異の果てにある姿なのだろうか。それともまったく別の何かなのか?

答えは分からなかったが、この後すぐに私は「あれ」が更なる恐怖の一端である事に気付かされる。


町の北、住宅街の端。放置車の付けっぱなしのヘッドライトにゾンビが10体ほど集まっていた。
あまり集まられて大きな群れになっても厄介だ。一掃しようと、車目掛けて火炎瓶を放り投げた。
BOOM!!
車とそれに群がるゾンビたちが燃え上がる。だが周囲が炎で照らされると、そこにはゾンビだけでない…さきほどのアメーバのような物体が居たのだ。
大きさはそれほどでもないが、真っ黒で、近付かれるとヘドロのような酷い匂いがする。そのぶよぶよした塊が一つ、二つ、三つ…
いつの間に!?十近くの黒い塊に取り囲まれていた。
そしてそいつらは、さっきの透明なアメーバとは違い、明確にこちらを狙い襲い掛かってきたのだ!
圧し掛かり、絡みつき、押し潰そうと群がってくる黒い塊たち。槍で突き刺すも、塊は二つに分かれてそのまま襲い続けてくる。
これじゃ切りがない!もう一つあった火炎瓶で炎の壁を立て、拠点とは逆方向に逃げ出した。ある程度距離を取って巻いてしまえば――


「何なの…これ…」

思わず声が漏れた。さっきまでの黒い塊にそっくりな粘液状の…ヘドロのような何かがそこら中に撒き散らかされていた。
その中心には…穴が開いている。地面に穿たれた穴からごぽ、ごぽと不快な音が立ち、黒い粘液がとめどなく吐き出されていた。
まるで巨大な生物の消化管から、汚物が逆流してるかのような悪夢めいた光景。夏場の排水溝から立ち上るような悪臭。この匂いは…以前から嗅いだ事がある…
ゾンビたちの死臭に混じって漂ってきた匂い。彼らが発してたのは自身の腐敗臭だけじゃない。この匂いだ!
もしかしたら彼らの黒い眼は…黒ずんだ体液を滴らせているのも…彼らの変異の原因…もしかしたら、私の体の中にも…!

胃の中のものが逆流する。私の口から吐き出された汚物は、黒い粘液に混ざっていった。
逃げないと。震える膝を無理やり動かし、カートを引きずって何とか拠点へと戻った。

あれは一体何なのだろう? 巨大なアメーバ、黒い粘液の塊、しかも地面から無尽蔵に噴き出してくる…!
いや、考えるだけ無駄だ。あんなものの正体なんて考えて分かる訳もない!
確かなのはゾンビよりも厄介な怪物の存在がはっきりしたって事だけ。
あれがゾンビ化の原因かもなんて、それこそ私の空想に過ぎない。ましてや私の中になんて…

そう思っても不安を拭い去る事はできなかった。自分と、それを取り巻く世界に得体の知れないものが忍び込んで来た恐怖と嫌悪感。
この感情はこれから先も私の心にへばり付いて離れることは無いのだろう。あの黒い粘液のように。


何かを忘れたい時には、体を動かす事に熱中するのがいい。というかこんな状況では他に気晴らしも無い。
いや気晴らしでやってる訳でも無いのだけど。
溶接機に使う電池は大量に確保した。部品も色々な車の物を失敬してきた。工作の時間だ。
まずはトラックの荷台部分に屋根と壁を付ける。日中の日差しを避けるスペースを確保する為だ。寝泊りの必要もあるので、座席を改造したベッドも付けてみた。
ついでにキッチンセットも搭載する。これで火を使わなくても車の中で調理が可能だ。冷蔵庫もあれば尚良いのだけど、さすがに電力の無駄遣いと思いやめておく。
ガソリンタンクは万が一に備え脇ではなく中央付近に寄せ、鉄板で保護する。元々ガソリンタンクがあった位置には貯水タンクを付けた。
そして一番の大改造、前面のパネルをはがしフレームを補強していく。骨組みの太さが二倍近くになった。パネルを戻した上に更に鉄板をバンパーのように貼り付けていく。
これで低木や藪、ゾンビなどを跳ね飛ばしても平気だろう。
タイヤも大型の物に取替え、重量の増加に伴いエンジンも大型の物に積み替えた。合わせてバッテリーとオルタネータもトラック用に。
最後にヘッドライトの位置を調節し、スプレー缶でツギハギの車体に色を塗る…完成だ!
何日も夢中で作業したおかげで納得のいく車に仕上がったわ。これなら長旅にも耐えられる。ちょっとしたキャンピングカーだ。
冷静になって考えれば最初からキャンピングカーを修理した方が良かったかもしれないけど…

ふと思いつき、車に名前を付けてみた…「Homecoming」…もう同窓会は開けそうに無いけれど。
もう随分長く家を離れてしまった。今こそ帰郷のときだ。


あとはガソリンスタンドで地図を見つけるだけだ。ガソリンは放置車から抜き取った分があるが、余裕は持っておきたい。
もう町の全景も判明しつつある。これが最後の探索になるだろう。
そう思い未探索の地域に向かったのだが…結局、ガソリンスタンドは無かった。いや、無くなっていた。
有るのは瓦礫の山だけ。倒れた看板からここがガソリンスタンドだったのは確かなようだけど…
意図的なものか、それとも事故か。どちらにせよ破壊し尽くされた廃墟からガソリンと地図は手に入りそうに無かった。
他にもいくつかの民家や店を調べてみたけど、地図らしき物はどこにも見つからない。そりゃ住み慣れた場所でわざわざ地図を開いたりはしないでしょうね。旅人には不親切な町だわ!
仕方が無い、地図は諦めよう。車は日中でも大丈夫なように作ってある。
何よりいつまでもこの町に留まりたくはない。あの黒い粘液が迫って来ないとは限らないもの。

 


 

町を離れる最後の日、今まで使っていた地下室にいくつかの物資を残しておく事にした。
食料と医薬品、本、武器や工具、衣類など…
この家の住人が戻ってきてもいいように。もしくは誰か他の生存者がこの物資で生き延びられるように。
…わかっている。誰かがこの家に戻ってくる事などもう無いと。それでも、ほんの一握りの希望にすがりたかった。
最後に、拾ったぬいぐるみを絵本と同じ棚に置いて家を出た。さようなら、お世話になりました。

さて、自分で作り上げた車だけど運転するのは初めてだ。エンジンを掛け、ライトを付け、ゆっくりと走り出す。
音と光に釣られたのか潜んでいたゾンビたちが一斉に向かって来た。だがもう立ち止まって倒していく暇は無い。
アクセルを踏み込み、バンパーを叩き付ける!鈍い衝撃と共に吹き飛ばされるゾンビたち。
車体にしがみ付くタフな者もいたが、中からでも銃が撃てるよう穴を開けてある。ショットガンを突きつけ引き金を引いた。
こうしてゾンビたちを押し退け、低木を掻き分け、どうにか大きな道路に合流する事が出来た。
車を停めざっと車体の無事を確認し、遠い闇の中に浮かぶ市街地を眺める。
さよなら、Point Marion市。さよなら、先生、Racheal、Maria、Shanon。私だけ帰るわ…ごめんなさい。


私を乗せた車は闇の中へと駆け出していった。きっとこれからも、故郷に帰るまでに様々な困難や恐怖、狂気が私を待ち受けているのだろう。
だが、その話はこれ以上語らない事にする。確かなのは、私の旅路がこれから先も続いていく事だけ。
暗黒の明日へ向かって――


ヴァンパイア・ガール・ウィズ・カタナ おわり

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「…何なの、これ」
「私が描いたマンガよ。もちろん主役はお姉ちゃん!」

私の名前はEmilia Severy。今年で23歳になった。念願適ってRivtech社の広報として働き始めたばかりだ。
目の前に居るのは14歳になる妹のFrancesca。昔はよく外で遊ぶ元気な子だったのに、今では日本のマンガを読み漁りパソコンを手放せない立派なオタクだ。どうしてこうなった。

「ヴァンパイアめいたお姉ちゃんがゾンビをちぎっては投げちぎっては投げのアクション巨編よ!ゾンビ死すべし慈悲は無い!イヤーッ!」
「最近妙に夜更かししてると思ったらこんなことしてたのね…はあ。」

呆れて溜息しか出ない。宿題をやってるのかと思った私が馬鹿だったわ。

「なにさーwebでも結構好評なんだからね?ヒット数も順調に伸びてるし」
「だったら言わせてもらうけどね、色々とおかしいでしょこれ!カタナじゃなくてチェーンソーしか出てきてないじゃないの!」
「う…そ、それは過去の名作映画へのリスペクトというか?」
「あと、主人公に羽を生やしたのもまったくの無駄じゃないの。キャラクターの設定を何も生かせてないわ。」
「ぐぬぬ。お姉ちゃんのツッコミは実際手厳しい…」
「なにがぐぬぬよ。そんな事よりちゃんと勉強なさい。」

「でもこれ、まだまだ続きがあるのよ!セカンドシーズンではRivtechの研究所から、遂にゾンビ化の原因が明かされて…」
「ちょっとちょっと!なんで私の仕事場が悪役になってるのよ!」
「…お姉ちゃんは広報だから分かんないでしょうけど、Rivtechって絶対あぶない研究とかやってるよ!間違いないわ。」
「もうその話はやめて。私の就職が決まったときにもさんざん揉めたじゃないの…」

確かにRivtech社の研究は多岐に渡る。国の運営してる様々な分野の研究所にも人員を派遣しているぐらいだ。保安の都合上、あまり表に出せない研究内容も無くは無いだろう。
だがここ最近、ネットではRivtech社に対する根も葉もない中傷が多く見られる。国の予算を無駄遣いし、怪しげな研究に没頭していると。私たち広報の頭痛の種だ。
おまけに妹はその噂を信じ込んでいるようでいくら言っても耳を貸さない。あまりネットの無責任な噂にのめり込んで欲しくは無いのだけど…

「その話を続けるならもう口きいてあげない。それでもいいならご自由に。」
「うう…。わかった…」
「良い子ね。ほら、宿題少し手伝ってあげるからむくれないの。」
「ほんと!?ラッキー!やっぱりお姉ちゃん大好き!」

…結局私も甘いわね。一度きつく言ったほうがいいのかしら。

「あ、そういえばクアールはどうしたの?帰ってから全然見かけないけど。」
「分かんない。私が学校行く前にはまだそこらに居たと思うんだけど…」

クアールというのは家で飼っている猫の名前だ。名前の元になったのはあの絵本「クアールのだいぼうけん」。Francescaがいつも世話をしている。
いつも夜には戻って来る筈なんだけど、まさかデートでもしてるのかしら。猫の癖に…くっ。
私だって出会いが無いわけじゃないのよ?前にも研究所勤務の人と一緒に食事する機会があったんだし…これからよ、これから。
そういやあの人も飼ってる猫にクアールって名前を付けてたわね。流行ってるのかしらこの名前。


その後、私たち姉妹はああでもないこうでもないと宿題を片付けた。

「えへへー助かっちゃったぁ。また手伝ってくれる?」
「だめよ、今度からはちゃんと自分でやりなさい。それじゃ、そろそろおやすみ――」

不意に妹が私の腕を引っ張る。

「…ねぇお姉ちゃん、もしだよ、もし… 私がゾンビに襲われたら助けに来てくれる?」
「は…? 訳が分からないわよ。大体ゾンビなんて居るわけないじゃない。」
「だからもしもの話だよー。ゾンビが嫌なら、テロリストでも、宇宙人でも、なんでもいいからさ。」
「何でもって… もし戦ったら私じゃ勝てないわよそんなの。」
「お姉ちゃんフェンシングやってたじゃん。強いでしょ?」
「何年前の話よ…」
「だめ?…お姉ちゃん私がピンチの時に助けに来てくれない?」

不安そうな顔をしていた。学校で何かあったのかしら。そんな眼で見られると流石に心配になってくる。

「わかったわ、何とかしてあげる。だからそんな顔するんじゃないの。」
「うん、ありがとお姉ちゃん。…おやすみ。」

そう言っておやすみのキスをした。何かに怯えてるような顔だった…
今度、ゆっくり話をしよう。悩み事があるなら聞いてあげて、できれば私の職場の誤解も解く機会になるといいわね。
角に新しく出来たドーナツ屋が評判だし、それも買っていってあげよう。あの子甘い物大好きだからきっと喜ぶわ。

……。
夜中、喉が渇いた私はリビングまで降りてきた。するとテレビが付いてて、妹がその画面に食い入るようにしている。
早く寝なさいと声をかけたが、返事は無い。彼女はただ、こわばった顔でこちらを見返すだけだった。

「…繰り返します、緊急警報が発令されました。何者かによる合衆国本土への攻撃である可能性があります。
 市民の皆様は国家の緊急避難マニュアルに従い、合衆国陸軍や州兵の指示の元ただちに避難して下さい。
 FEMAによる救難キャンプ、もしくは緊急シェルターには十分な食料と薬品の備蓄があり、安全が保障されています。
 繰り返します、緊急警報が発令されました。何者かによる合衆国本土への攻撃である可能性が……」


Cataclysm おわらない

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あとがき

 Coeurl様!お許し下さい!
 家に帰るまでを目的とする予定でしたが、もう車まで手に入れて安定してしまったし、これ以上続けても…
 という事で今回で最終回にさせて頂きます。実際四回は長過ぎた。二回で充分ですよ!
 町の探索が済んだ範囲はこちら

 ガソスタ云々は演出です。町に一つもガソスタが無いのは不自然なのと、クレーターをそう解釈してもいいかなーと
 ちなみに最終日の探索で南端の骨董品店から日本刀と野太刀とツヴァイヘンダーが出て来ました。
 どうしてこうなった!どうしてこうなった!
 申し訳ありません最後までこのようなリプレイで


犯行に至った動機と経緯
 >あーリプレイ書きたくなっちゃったなー、何か手軽に書けるネタないかな…アイッテ Σ@B三
 >ネタに困ったらデバッグモード!好きな変異が選べるぜ!
  よしこれだ!実用性のあるリプレイは先人様のものがあるし、邪道に走る奴が一人ぐらいいてもいいよね
 >しかし変異は何がいいだろう?触手は…ありがちだな。ならリアル猫耳猫尻尾娘とかあざといので…
  いやそれだと鉤爪による素手縛りになりそう。できれば色んな武器を使える方がネタに困らないはず。
 >猫…夜目…夜間行動縛りとかどうだろう…なら昼間は外出できないようアルビノを持たせて…吸血鬼だこれ!
 >変なスイッチが入りタイトル決定。たぶん元ネタはゲイシャガールウィズカタナ。パンストは関係無い、いいね?
 >ここから先はトントン拍子に決まっていった。キャラの名前は東の方のあれでいいかー、家族ネタも使えるし
  まあ匂わせる程度のパロならいいよね…いいよね?
 >一応本番の前にロケハン。別に縛りプレイとかそう言うのではないので死にオチはしないだろうと判断
  でも周囲の地図が見えないって地味に面倒ですね。目当ての店をしらみつぶしに探す羽目になるし


元ネタとかそういうの
 >「ヴァンパイア・ガール・イン・ワンダーランド」
  この手のタイトルのお約束。なんちゃらインワンダーランド
 >Emilia・Francesca・Emiliaの級友たちと顧問
  東の方から。顧問の先生はさらにバイオハザードで最初に死んでる隊員の名前も掛けてみた
  友人からも手癖が悪いとか言われる金髪の子かわいそう
 >「ヴァンパイア・ガール・イン・ザ・ダーク ~アニマルズ・ストライクバック~」
  地下道を抜ける展開を考えていたため。まさか階段が崩れてるとは…MAP生成には勝てなかったよ…
  サブ題はあまりにも野生動物の襲撃がウザかったため。安定版より凶暴になってるよねこれ
  ほとんど狼だったのでウルヴス・ストライクバックでも良かったかも。そういや昔、シャアの中の人が狼の声を当てた
  ホラーRPGがあったなぁ
 >「ヴァンパイア・ガール・スラッシャー・ショウ」
  海外では血がドバドバ出るような悪趣味なホラー映画をスラッシャーと呼ぶらしいよ
  あとクラッシャージョウと音が似てるけど特に関連は無いです
 >スーパー・ウルトラ・キャプテン・マーケット
  フォールアウト3のスーパーウルトラマーケットと映画キャプテン・スーパーマーケットより
  チェーンソー拾ってしまった時からこのネタやるしかねぇと思ってました
  知人に相談したところ「スーパーウルトラセクシィヒーローも混ぜようぜ」お前は何を言っているんだ。刀も無いのによ!
 >ヘリの操縦士Brad
  バイオハザードのヘリボーイの名前より。2でゾンビになってたよねこの人
 >「ヴァンパイア・ガール・ダーク・デイズ・アヘッド」
  言わずもがな。Cataclysm Dark Days Aheadより
 >ねこのクアールのだいぼうけん
  Coeurl様!お許し下さい!


 ここまでお読みいただき本当にありがとうございました。
 あなたと、数々のリプレイを残してくれた先人の皆様、そしてCataclysmに関わる全ての人たちに敬意と感謝を。


ヴァンパイア・ガール・ウィズ・カタナ 本当におわり

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最終更新:2014年08月10日 22:09