聴覚に障害のある方が、自立した行動ができるような住環境を整備するにあたっては、音響的配慮と非音声的配慮の双方について検討する必要があります。
音響的配慮としては、生活音や騒音といった様々な音の中から、玄関チャイムや電話のベルなどの必要な音が選び出される必要があるので、それらについては「音量・音域・音質」を調整したり、「音源を近づける」ことで聞き取りやすいものとすることや、会話の際には、場所を選択する(反響音のある場所では言葉が聞き取りにくいため)、窓を閉めたり、雑音の原因となる電化製品のスイッチを切る(補聴器が雑音も大きくしてしまうので不快に感じるため)等を行い聞き取りやすい環境をつくるようにします。
非音声的配慮としては、非音声的情報(視覚的情報)は重要であるので、情報を視覚化・非音声化か目で見て分るようにしておくことが必要です。(例えば玄関チャイムが鳴っているという情報をフラッシュや回転灯に置き換える等)
会話にあたっては、内容の理解に表情も重要な要素となるので、座る位置を調整し、相手が明るく見やすいようにします。
文字が使用できない方もおられるので、絵や図によってコミュニケーションを図ることが必要な場合もあります。
難聴の参考サイト難聴(聴覚障害)の正しい知識と治療方法
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