看護師のストレスと脱人格化


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「燃え尽き症候群」ともいわれるバーンアウトは、看護師については仕事に就いて1年から3年といった段階で多く発症しやすくなっています。
その症状は情緒的消耗感に始まり、慢性的な疲労感や仕事を辞めたいという気持ちが強く出始める次の段階として、「脱人格化」が挙げられます。

脱人格化は患者さんや同僚などに対する気遣いや配慮がなくなっていき、無関心になったり敵意が過剰になったり、拒否感が高まったりすることで、人と温かみのあるコミュニケーションをとることができなくなってしまいます。
感情的なエネルギーが消耗されることによって、相手の人格に配慮した対応をすることができなくなってしまうのです。

相手と距離を置き、無感情でパターン化された仕事をするようになります。
会話もぶっきらぼうな応対、紋切り型の内容が目立つようになり、それまでは名前で呼んでいた人にも個人名で呼ばなくなるという場合があります。

すべて、人との接触が苦痛になってしまっているためのことであるのです。
そのうちに仕事を休みがちになり、また転職を望むようになっていきます。

人を相手とする感情労働である看護師のストレスは、想像の及ばないものです。
過大な仕事量や自分の感情をおさえて苦手な人ともかかわらなければならないという難しさが、大きなストレスになって看護師へのしかかっているのです。