〈美海単〉

概要

 《未来の可能性 日向美海》などのこのカードゲームのメインヒロインである美海のカードををテーマとするデッキ
 キャラデッキの中でも特に人気が高く、公認から青蘭のような大きな大会まで様々なところで見かけることができる。
 非常に手札が増えやすいデッキで、毎ターン手札7枚もざらにあり、返しのターンに強い。
《未来の可能性 日向美海》
プログレスカード
レベル4/青/P10000/G4000/S1
【人間】/【超能力】
リンクフレーム:なし
《自》リンク-リンクステップ開始時【リンク(8)-ΩΩΩΩΩ】
他のあなたのカード名に「美海」を含むプログレス1枚につき、1枚引く。
そのターン中、このカードのパワーを+9000。


デッキ構築に関して

 当然ながら美海のカードを中心に組むことになる。
 展開を補助する《遅刻寸前 日向美海》や打点の高めな《賑やかな休日 日向美海》あたりが使いやすい。
 また、《未来の可能性 日向美海》のリンクに要求されるフレームがΩのみのため、レベル1はすべてΩのみが望ましいだろう。
 アクションは《強制召還魔法陣》《露払いの千早》などのキーカードを引くためのカードを主に入れたい。

プログレス


―中心となるカード

 このデッキの切り札となるカード。リンク成功時に最大三枚のドローが可能であり、また、19000という非常に高い打点も魅力的である。
 最終的にはこのカードを3枚は並べることが目標となるだろう。

 もう1人のレベル4の美海。
 リンクが成功しやすく、手札の多いこのデッキなら容易に18000を超える打点が見込める。

―レベル1カード
 レベル1のプログレスは上にもあるようにΩを中心に構成することになる。

 エナジーアウェイクすることができ、展開の補助ができるカード。
 《オペレーター システムNP=ゼシカ》から《遅刻寸前 日向美海》を展開しリンクを成功させられれば一気に相手より優位に立てるだろう。

 手札の入れ替えができ、《未来の可能性 日向美海》の効果の対象なので、展開が多少遅くとも《未来の可能性 日向美海》の効果を生かすことができる。
 また、微量ながらバンプもできるため、レベル2のエースに攻撃を通しやすくなる。

 美海と名のつくカードに使用できるキーパーのカード。
 《未来の可能性 日向美海》の効果でこのカードを引ければ返しのターンはほぼ安泰である。
 デッキも削れるので二週目への移行を目的として使ってもよい。

 捨て札になってしまったプログレスを回収できる。
 このデッキは特定のカードを引くカードが少ないので、状況に応じて柔軟に対応できるこのカードを入れておくことで安定性が増す。

 条件が揃えばレベル4のプログレスを手札1枚を切ることで1コストで出す事ができる。
 展開の補助として優秀だがフレームがΣのため、あまり多くは入れられない。
 2枚くらいが現実的か。

―レベル2カード

 リンクでめくったカードの中に美海と名のつくプログレスがいればデッキから美海と名のつくプログレスを出せる。
 効果を成功させ、レベル0のプログレスと入れ替える事ができれば2枚分のエナジーを浮かせる事ができる。

 最大14000の打点が出るのでレベル4のプログレスが相手でも攻撃が通しやすい。
 ただし、リンクが成功していないと素点が5000しか無いので注意。

―レベル3カード

 レベル3のエースのカード。
 素点が9000あり、攻防ともに優秀。

 リンク成功時にカードを1枚ドローできる。
 リンク成功もしやすいが、打点が低いのが難点。

―レベル4カード

 基本的にはレベル4の美海だけでも十分だが、採用する場合は《青蘭の魔女 黒木由夢》《挫けない心 生嶋兎莉子》あたりが優秀。
 《天真爛漫 エミリー・マーク》も採用できるだろう。

ーレベル5カード

 決定力の低いこのデッキのフィニッシャーとなれるカード。
 1枚は採用しておいてよいだろう。

アクションカード

 このデッキにおいてはこのカードが唯一のデッキサーチとなる事が多いので多めに入れておいた方が良い。

 レベル4のカードも除去できるうえ、コストも1と軽く、使いやすい。
 とくに《かまいたちの悪戯》はバンプとしても使えるので、序盤、中盤、終盤、いつでも腐りにくく、かなり優秀。

戦術

 デッキが二週目に入るくらいまでに《未来の可能性 日向美海》を出しておきたいので、序盤は速攻を心がけるのが良いだろう。
 また、手札は補充がきくので、展開がうまく行っていれば多少無理気味でもガードをガンガン投げるのも手。
 ただ、早いうちに《遅刻寸前 日向美海》の効果を決めたいので、序盤1〜2ダメージは食らっておいてもいい。

弱点

 このゲームは手札の上限が7枚なので、どんなにドローしてもターン終わりに7枚になってしまう。
 そのため、〈葵さくら〉のように何回もアタックをしてくるデッキやブーストが並びやすい《羽ばたく片翼 レミエル》を採用した赤単、《幻惑に咲く魔女 ロザリー》《呪われし指先 イレーネス》といった高打点、高ストライクのカードが並ぶ黒Ω、といったデッキあたりにはたとえ手札が七枚あろうとガードが足りなくなる事が多い。
 また、《剣と勝負の女神 グラディーサ》《斬魔の蒼き聖騎士 クラリス》のようなバーンカードにはガードをしたところでダメージを入れられてしまう。
 幸いバーンを行うプログレスは打点が低目なのでアタックそのものは止めるのは容易であるので、リンクの成功率と相まって運が悪くなければ1ターンに入るダメージはそう多くない。

デッキの変遷

2013/10/04

 青蘭の聖少女が発売され、メインヒロインということもあってか美海自体の人気はあった。
 ただ、当時はいかんせんカードプールが狭く、「美海中心の」デッキであった。
 また、ドローカードもそんなに多くなかったため、今のように高打点が出やすいという事は無かったが、パワーが11000から13000でも実用的であったため、実践にも耐えることができた。

2013/12/20

 黒き夜の奇跡が発売され、青のΩにもカードが揃い始めたが、未海と名のついたカードは無かったため、青Ωに打点要員として採用される事が多かった。

2014/3/21

 絶対進化の切札たちの発売により《未来の可能性 日向美海》が登場。
 さらに《遅刻寸前 日向美海》をはじめとした、「美海」の追加によりついに〈美海単〉がデッキとして確立。

代表的なカード


関連項目


コメント

  • 青ドローカードの到達系みたいな性能ですね。美海。紅葉が出たので高ストライカーロザリーもメタれるようになって牙城が強くなった。 - 名無しさん 2014-08-26 20:37:49
  • アクションカウンターみたいなカードや除去耐性アクションとか来ないかなぁ… - 名無しさん 2016-03-18 20:11:58

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最終更新:2014年06月20日 21:38