造形方式

造形方式

3Dプリンターにはいくつかの造形方式があり、それぞれメリット・デメリットがあります。
一般家庭向けの3Dプリンターは、安全性の面からほとんどがFDM方式となっています。

FDM

日本で買える家庭用の3Dプリンタは、すべてFDM方式と呼ばれる造形方式となっています。
FDM造形方式は、熱して溶かした樹脂を少しずつ塗りつけるようにして形を作っていきます。
この方式では、溶けた樹脂の粘度や、それを送り出すノズルの物理的なサイズの問題により、造形精度に限界があります。

光造形

業務用の高精細な3Dプリンターには、FDM方式だけでなく光造形方式や粉末造形方式といった方式が採用されています。
光造形方式は、紫外線で硬化する液体プラスチック(紫外線硬化樹脂)を使用します。この樹脂は日本の法律上、産業廃棄物に分類されており、家庭で使用できるようになるには、安全面での技術革新が求められます。

粉末造形

粉末造形方式は、造形に数十ミクロンという粉末を用います。吸入してしまう危険性から、家庭で使用するには向きません。

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最終更新:2013年06月14日 01:14