DD-WRTとは

DD-WRT は、ブロードバンドルーター、無線LANルーターなどの組み込みシステム用ファームウェアです。
有志が作成した「ルーター用カスタムファームウェア」と呼べる代物です。

機種依存のファームウェアとなっているため、
残念ながら、どんなメーカーのルーターにでもインストールできるわけではありません。

OpenWrtから派生して開発が進んできましたが、
当初から充実したWeb-GUIが用意され、CLI知識不要で高度な設定ができることが特徴です。
このため、OpenWrtと比較すると、ルーター用高機能型ファームウェアとしての性格が強く、
メーカー純正のものに不満を抱くパワーユーザーから強い支持を受けてきました。

面白いのは Buffalo America 社の対応で
"Professional Firmware"としてメーカー純正のDD-WRTを提供していることです。
このようにメーカーも認めた高機能ぶりがDD-WRTの最大の特徴です。

日々発売される新製品に対応すべくDD-WRTも日夜開発が進んでいるのですが、
2008/7/27にリリースされた v24 SP1 (Build10020)を最後に「安定版」がないのが残念なところです。
このため、必ずしも最新版がバグが少なく最も安定しているわけではなく、
ある機種ではとあるバージョン以降で不安定になる、といったことが起こっています。

とは言え、安定したバージョンを探すのもパワーユーザーの楽しみの一つかもしれません。

なお、開発経緯や注意点としてWikipediaを参照ください。

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最終更新:2013年09月23日 20:20